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「広島として恥じないプレーを」“アジア”で経験積んだU-20代表DF東俊希が世界へ

ゲキサカ / 2019年5月24日 22時23分

ポーランドで調整したDF東俊希(広島)

 U-20ワールドカップの初戦U-20エクアドル戦まで3日に迫り、ポーランドで合宿中のU-20日本代表は士気が上がっている。DF東俊希(広島)は自身初の世界大会を目前に控え、「広島を背負ってきているので、しっかりとクラブの名に恥じないようなプレーをしたい」と意気込んだ。

 15日からポーランドでトレーニングを重ねると、17日にはU-20コロンビア代表と親善試合を行った。U-20南米選手権で得点王に輝いたFWレオナルド・カンパーナを擁し、攻守に隙のない戦いぶりで同大会を制した難敵エクアドルと23日に激突する。「エクアドルを仮想した相手を体験できてよかった。スピードはもっと速いし、足元もある相手だと思う」と、しっかりと初戦を見据えた。

 昨年のU-19アジア選手権では大一番の準々決勝インドネシア戦で圧巻のミドル弾を沈め、U-20W杯出場権獲得に貢献した。プロ1年目の今シーズンは開幕から主にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で貴重な経験を積み、MF本田圭佑の凱旋試合となったメルボルン・ビクトリー戦でプロ初ゴールを記録。良い状態で大会を迎えられた選手の一人と言えるだろう。

「広島は守備が厳しいので、隙のない守備を意識したい。1対1も負けずに戦いたい」。クラブで積み上げた経験を生かし、若き日本の代表として世界大会へ。持ち前の攻撃力は健在で、この日の練習でも精度の高いクロスを配給。得点を引き寄せる“左足”にも期待が懸かる。

(取材・文 佐藤亜希子)
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