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日本代表キリンチャレンジ杯メンバー発表 森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年5月23日 18時21分

―攻撃面、守備面で冨安への期待は。
「冨安に関しては今、1試合1試合、代表の中でも成長を見せてくれている選手だと思う。ディフェンスの部分では自分が対峙する相手、自分のゾーンの中では相手にやらせない部分をさらに上げていってもらえるようにと思うし、周りのカバーやコーチングも含めて、ディフェンスの中で自分がプレーするところ以外でも関わっていってもらえればと思っている。攻撃に関しては、我々がやろうとしていることは速攻ができるならできるだけ早くと考えつつも、ボールを保持するときはGKも含めてDFラインから組み立てて試合を進めていこうという考えの中で、DFラインでよりよい形で攻撃の起点になってもらうこと、パスだけでなく、持ち上がりも含めて攻撃に関わっていくことをこれからも求めていきたいと思う」

―久保に今の代表で勉強してほしいことはあるか。
「彼らがチームで見せているパフォーマンスがいいということ、そしてチームの中でも中心となって存在感を発揮している、そういうプレーを見せてくれているので代表に招集させてもらった。直近の2試合、得点も奪っているし、チームを勝たせるだけの仕事はしていると思う。データ的なところも見て招集している。求めているのはクラブと変わらず、彼が攻撃に関わることで攻撃のアクセントとなり、変化となり、緩急を織り交ぜながらゴールに向かっていく、相手の守備網を崩していくことができる選手なので、クラブでやっていることを代表でも発揮してもらいたいと思っている。代表に来て私から学んでほしいということは特にないが、国を背負って戦う中でクラブとは違う経験ができると思うので、代表の経験を生かしてもらって、さらなる成長につなげてもらえればと思っている。みなさんの捉え方がどうか分からないが、これまで代表の活動を支えて、歴史をつないできてくれている経験ある選手がいる中で、彼が飛び抜けてその選手たちを追い越しているということではまだないと思うので、これまで代表を支えてきている選手たちの背中を見て学び、プレーを見て学び、言葉でもいろんなことを伝えてもらいながら、彼の成長につなげていってもらえればと思う」

―川島と岡崎がロシアW杯以来の復帰となったが、期待していることは。
「まずは2人ともプレーできるだけのコンディションであることをリサーチしたうえで招集した。川島はなかなかトップの部分では試合に出場することができていないが、しっかり練習は詰めているということと、まだ最終節があるので、そこに向けてやれている。岡崎に関しても試合の出場は短いながらも継続してあるということで、最終節のチェルシーとの試合も映像でチェックして、十分に代表としてプレーできるだろうということで招集した。2人に望むのはプレーの面でチームに貢献するのが第一だが、彼らの持っている経験をプレーとピッチ内外のコミュニケーションで、経験の浅い選手に伝えていってもらえればと思っている。私が監督をしている中でA代表、そして東京五輪代表の中で世代間の融合をしたいと思っているし、これまでたくさんの経験をしてきて日本代表を支えてきた選手たちが持っているものを少しでもチームに還元してもらえれば、生かしていければという思いを持っている。そういう意味で招集した」

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