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れいめいが九州王者の鹿児島城西をPK戦で撃破、16年ぶり 4強:鹿児島

ゲキサカ / 2019年5月23日 21時19分

 互いに譲らず、勝負はPK戦に持ち込まれた。鹿児島城西のGKヒルがいきなり2本連続でセーブを見せたが、れいめいのGK別府龍斗(2年)も2本目をストップ。すると、鹿児島城西は4人目が枠外、5人目がポストと終盤に連続してキッカーが失敗。れいめいは、5人目を務めた主将のDF宮元耀司(3年)がキックを成功させ、PK戦3-2での勝利を決め、歓喜に沸いた。

 宮元は「この景色が見られて嬉しい。カウンターは、狙っていた。みんなが集中して、声を出し合い続けた。PKは5番目で(決めれば勝つ状況で)緊張を通り越して、心の中で笑っていた。楽しんで蹴れた。この後も気持ちで守って、優勝を狙いたい」と会心の勝利を振り返った。

 一方、敗れた鹿児島城西は、北條が「相手が守って来るのは、分かっていた。泥臭くでも1点取ろうと話していたけど、先に取られて苦しくなってしまった。それでも後半、風上でチャンスもあったのに、決め切れなかった。九州大会は相手が奪いに来るので崩せる部分もあるけど、守る相手を崩せるようにならないといけない」と話したとおり、課題を突きつけられた。好守を見せたヒルも「惜しい、で終わってしまった。ワンプレーで決着するような試合だったので、本当に悔しい。失点場面は、味方の戻りが少し遅れて、延長後半にもピンチがあった。攻撃の時間がながいときのリスク管理をもっと安定させたい」と唇をかんだ。

 4強に進んだのは、れいめい、神村学園高、鹿児島情報高、出水中央高。優勝候補の最右翼と目された鹿児島城西が敗れたトーナメントを制するのは、どこか。翌24日に準決勝、25日に決勝戦が行われる。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2019

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