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プロで活躍する先輩も刺激に。成立学園は選手同士の繋がり、「総合力」で25日開幕の東京2次T突破、全国狙う

ゲキサカ / 2019年5月25日 6時15分

 太田監督らコーチ陣のアドバイスでトレーニングの準備や片付けを3年生たちが率先してやり始めるようになった。まだ、宇津木やリーダー格の選手中心の活動だが、徐々にその輪が広がりつつあるという。

 クロスやシュート反応、ビルドアップで力を発揮するGK大野来生(3年)、ハイボールで強さを示す長身CB木村将汰(3年)、走力と一発の突破で流れを変えるMF中村大輝(3年)の3人はGKリーダーや副キャプテンを務める選手たち。彼らは「今年はピッチ外をより徹底している。『勝利の女神は細部に宿る』ということで、今年は細かくやっていくというのがあります」と説明していた。効果が表れるのはこれからだろうが、先輩たちが見本になるように取り組み、より応援されるチームとして結果も残すことで1、2年生たちへ新たな伝統にしていきたいという考えがある。
 
 成立学園伝統のスピーディーかつ正確なパスワークは今年も健在。延長戦の陶に敗れた関東大会予選の関東一高戦もボールをより支配して攻撃していた。例年にないタイプの大型FW黒部光貴(3年)や万能型アタッカーの吉長が攻撃に絡み、CB大田礼玖(2年)の左足という武器もある。その個性も総合力の中で発揮して発揮して上へ。宇津木が「一つ一つやっていくしかない」と語ったように、「変化」の途中にある成立学園は意見を出し合いながら全員で繋がって、一つ一つ戦って沖縄開催のインターハイ切符を掴む。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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