ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ予選注目の11傑vol.4
ゲキサカ / 2019年5月25日 9時24分
DF石井隼太(帝京高3年)
「高いアップダウン能力で攻守のトランジションに非凡なものを見せると、精度の高い左足から繰り出されるクロスで大きなチャンスを生み出す。このメンバーではFKを得意とする選手が多いが、ここは敢えて彼にプレースキッカーを任せたい」
MF重見柾斗(大分高3年)
「視野が広く、ボールキープ力と展開力に長けた彼にはアンカーの役割を担ってほしい。中盤の底で個性的なアタッカー陣の能力を、冷静な判断力とアップダウン力で支えることができれば、このチームは相当な前への推進力を発揮するだろう。このポジションには流通経済大柏の八木滉史と最後まで悩んだが、このラインナップの中でプレーする重見を見てみたいという願望も込めてセレクトした」
MF松村優太(静岡学園高3年)
「彼のドリブルは是非一度見てほしい。直線的なドリブルに見えるが、実はわずかなボールのずらしで、最短距離を高速で辿りながら相手を交わしていく。なかなかお目にかかれないドリブラーは、シャドーの位置からガンガン仕掛けてほしい」
MF武田英寿(青森山田高3年)
「彼の魅力は攻撃のハンドリング能力。シャドーの位置から精度の高い左足で正確なラストパスと強烈なミドルシュートを繰り出して、攻撃に厚みをもたらして欲しい。このポジションは谷内田哲平、荒木遼太郎の2人と最後まで悩んだ。個人的には谷内田と松村の2シャドーは見てみたいが、3トップの噛み合わせを考えて武田をセレクトした」
FW西川潤(桐光学園高3年)
「説明不要の高校サッカー界きってのタレント。すでにC大阪でJデビューを果たし、今もポーランドでU-20W杯を戦っているハイスペックなアタッカー。ずば抜けた精度を誇る左足を生かしたドリブルからのシュートは一級品で、この突破力と決定力を左ワイドアタッカーとして発揮してほしい。渡邉や染野と頻繁にポジションチェンジをしながら崩していくアタックは相当な破壊力を生み出すだろう」
FW染野唯月(尚志高3年)
「西川同様に説明不要な脅威の決定力を誇るセンターフォワード。頭、左右両足から繰り出されるシュートの精度はずば抜けていて、ドリブルシュート、裏へ抜け出してのシュート、クロスからのシュートと、得点パターンは多岐に渡る。他にも中央で正確なポストプレーで両ワイド、ツーシャドーの突破力を引き出し、時にはサイドに流れて西川や渡邉のカットインを引き出したり、そのままサイドでボールを受けて自ら打開してチャンスも作ることも出来、攻撃の幅を大きく広げてくれる存在だ」
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