[MOM2882]岡豊MF片岡愛翔(3年)_プレー、人間性でもチーム牽引するリーダー
ゲキサカ / 2019年5月29日 16時4分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.27 インターハイ高知県予選3位決定戦 岡豊高 4-0 高知工高 春野運動公園球技場]
「チームをまとめて、優しくて、マジメな子」。岡豊高を率いる山中丈典監督は、MF片岡愛翔主将(3年)についてそうコメントする。主将はプレーヤーとしてもチームの中心人物。前日の0-4敗戦から仲間たちの気持ちを切り替えさせて3位決定戦に臨んだMFは先制点を演出するなど、背中でチームを牽引した。
「プレーでも、色々な面でも引っ張っていかないといけない。人間性でも引っ張らないといけないと思っている」という片岡は、実力派のサイドアタッカーだ。キープ力に長ける片山は随所でボールを落ち着かせて攻撃の起点に。左SB濱脇海都(3年)の攻め上がりを何度も引き出していた。
前半2分には「あそこしかないと思っていたので、(高知)商業戦でもああいう形で点を取っていたので完璧だったんじゃないかなと思います」という縦への仕掛け。PA深くまで潜り込んで出したラストパスがMF廣光紀音(2年)の先制ゴールに繋がった。
この日の岡豊は一つ一つのプレーに活気があり、ゴールを全員で喜んでいた。だが、前日の敗戦後はさすがに片岡も「ヘコみましたね」と振り返る。それでも、リーダーは前向きに気持ちを切り替えて山中監督とともに「勝って終わろう」と仲間たちを試合に向かわせ、「凄かったですね」という戦いぶりで快勝を収めた。
片岡のキープ力に加え、左右遜色なくボールを蹴ることもできる力は魅力。本人は「個人的にはミスがちょっとあるのでミスを減らしていきたい」と課題を改善させる意気込みだ。全国に行くために、岡豊へ進学してきたMFは、選手権でチームを全国へ導いて高校サッカーから卒業する。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4754]帝京MF砂押大翔(3年)_左利きのボランチがゲームコントロール。名門のリーダーはU-23代表主将を参考に
ゲキサカ / 2024年7月1日 4時20分
-
「隙を突いて、隙を与えない」。長崎総科大附が長崎準決勝を4-0で突破し、宿敵とのリベンジマッチへ
ゲキサカ / 2024年6月28日 11時56分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
-
後半、「最後の局面でやらせない」を全員で表現。大宮U18が昌平に追いつき、勝ち点1奪取
ゲキサカ / 2024年6月24日 20時49分
-
強度に苦戦しながらもバトルし、連係や決定力で差。U-16日本代表がベネズエラを4-0撃破!
ゲキサカ / 2024年6月22日 8時14分
ランキング
-
1オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
2【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
3MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
4《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
5吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください