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[SSP]甲斐想大(小学3年)_課題を乗り越えた“小さな努力家”「大島選手が好き」

ゲキサカ / 2019年5月31日 18時0分

 もっとも、そうしたパス回しやポジショニングは普段から積み上げてきた部分であり、この日の課題はあくまでも「ビビらないこと」。しかし、そうした姿勢もトレーニングの中で垣間見せていた。ミニゲームでは積極的にボールへアプローチし、相手が先にキープしてもアグレッシブな姿勢で対応。ボールを奪い切る場面も見られた。

「たくさんボールに触りたかったから」。終了後、ボールへの姿勢を褒められた想大くんはそう言って照れ笑いを浮かべていたが、お父さんは「ビビらない気持ちが良かったんでしょう」と目を細めた。前日の課題を踏まえて挑んだことで、このイベントを殻を破るきっかけとしたようだ。
リフティングの回数を記したカレンダーと、日々の課題を振り返るサッカーノート
 想大くんは現在、川崎フロンターレとTDFCのスクールでスキルを育む傍ら、地元・川崎市のFC中原で試合の経験も積んでいる。「ボールタッチとポジショニングを別々の場所で習ってます」(想大くん)。FC中原では学年キャプテンも務め、さまざまな仲間とプレーすることで、精神面での成長にもつながっていると友哲さんは話す。

「僕はサッカーをやっているようで、サッカーだけをやっているわけじゃないってことを大人になって理解したんです。応援してくれる人がいる中でパフォーマンスを発揮できれば、それは社会に出ても通用すると思います。小さいことでも頑張って続けていって、折れない強い子になってほしいですね」(友哲さん)。

 そんな甲斐親子のスローガンは「夢は大きく、目標は小さく」。友哲さんが高校時代の恩師から伝えられ、感銘を受けた言葉だという。「失敗をした時に次につなげられる子になってほしいですね。課題を克服したことがいい経験になるので」。壁にぶち当たった時、日々の小さな目標への挑戦が背中を押してくれるものだ。

 想大くんにとっての目標は川崎市のリフティング大会。小学6年生のお兄さんとも共に自主トレをこなし、日常生活でスキルを高めている。そして大きな将来の夢は日本代表。また川崎FのMF大島僚太のようなプレーヤーになることだ。「小さいけどテクニックがあるところが好き」。地元の偉大な選手を遠くに見据えつつ、7歳の想大少年は目の前の挑戦を続けていく。
お兄ちゃんと2人でボールを蹴る

★SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO オフィシャルサイトレポートはコチラ

提供/サミー

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