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前代未聞 22歳女性レフェリーの前で14歳選手がパンツを下げた結果…

ゲキサカ / 2019年6月2日 15時25分

ジュリア・ニカストロ主審のインスタグラムより

 イタリアで開催された14歳以下の国際大会で、試合中に女性主審に対してセクハラ行為を行なった選手が1年間の出場停止処分を受けた。英『BBC』が報じている。

 事件が起きたのは、22日にベネツィアのメストレで行われた14歳以下の国際トーナメントでのトレポルティ対ミラネーゼだった。同メディアによると、試合中にトレポルティの14歳選手がジュリア・ニカストロ主審の前でショートパンツを下げ、下品なジェスチャーを見せたという。

 ニカストロ主審は迷わずレッドカードを提示。その後、同選手はベネツィア裁判所から1年間の出場停止処分を命じられた。再教育プログラムを受けることに同意すれば、出場停止期間が半分になるという。

 しかし、イタリアサッカー連盟(FIGC)は処分が軽すぎるとして、この決定に反発している。ガブリエレ・グラビーナ会長は「この行為に対して何らの処分軽減もあってはならない。私は受け入れられないし、失望を隠すことができない」と述べ、控訴する構えのようだ。

 ニカストロ主審はベネツィア出身の22歳で、これまでに40試合以上を担当。同試合ではファンから彼女に対する野次が飛んでいたことも報告され、トレポルティが公式に謝罪していた。
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