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「フラッシュバックした』“悪夢の時間帯”も守り抜き、大社が宿敵・立正大淞南の12連覇阻止!12年ぶりに夏の全国へ:島根

ゲキサカ / 2019年6月1日 20時10分

 昨年のインターハイ予選決勝も同じように、大社が1-0とリードしていたが、立正大淞南が後半アディショナルタイムのラストプレーで追い付き、延長で勝ち越して2-1の逆転勝利をつかんでいる。そのときもピッチに立っていたDF山中は「また追い付かれたらどうしようと、1年前のことがフラッシュバックした」と振り返ったが、「しっかり声を掛け合って、守り切ることを意識した」と語るように、3分と表示された後半アディショナルタイムも守り切り、試合終了の瞬間を迎えた。

 大社は、後長直樹監督が「立ち上がりに相手のプレッシングを受けない攻撃をすることや、セットプレーの攻撃面で対策をして臨んだ」と振り返ったゲームプランが当たり、立正大淞南の激しい守備をいなしてチャンスを作り、セットプレーから得点につなげた。今年度からプリンスリーグ中国に昇格し、中断前の6試合は立正大淞南戦の敗戦も含め、1勝2分け3敗の8位と苦戦しているが、「守らなければいけない状況ができていることを、うまく利用できた」と後長監督が語ったように、一つ上のカテゴリーでの厳しい戦いの連続も、ライバル撃破の要因の一つとなった。
 
 12年前は大社のコーチとしてインターハイを経験している後長監督は「メンタル、コンディションを整えて臨みたい」と決意を新たに。DF山中は「いいチームなので、しっかり走って、つないで、ゴールを目指すサッカーを見せたい」と語り、久しぶりの夏の大舞台を見据えていた。

(取材・文 石倉利英) ●【特設】高校総体2019

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