[MOM2883]大社FW長藤光希(2年)_「三度目の正直」で決めた決勝ゴール!
ゲキサカ / 2019年6月1日 20時23分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.1 インターハイ島根県予選決勝 大社高 1-0 立正大淞南高 島根県立サッカー場]
まさに「三度目の正直」だった。大社高FW長藤光希(2年)は前半に二度のビッグチャンスを阻まれたものの、三たび巡ってきたチャンスは逃さず。こぼれ球に反応して蹴り込んだ先制点が、立正大淞南高の12連覇を阻む決勝ゴールとなった。
前半18分に右からのセンタリングをヘッドで合わせたが、GKにブロックされた。直後にも右からのセンタリングに合わせて右足で狙ったが、やはりGKに止められてしまう。絶好の先制機を逃したものの、「決定的なチャンスを2本外してしまいましたが、あの時間までに2本チャンスがあるということは、もっとあるかな、と思った」と振り返った通り、メンタルは前向きだった。
「常に狙っていた」という姿勢が実ったのは前半31分。FKからのゴール前の混戦で、こぼれ球が目の前に落ちる。両チームの選手が密集した中の、わずかにあったスペースで「思い切り振り抜いた」という左足シュートがネットを揺らすと、歓喜のダッシュで応援スタンドに駆け寄り、仲間たちとハイタッチをかわした。
登録ポジションはFWだが、プレーポジションは4-2-3-1の左サイド。再三にわたって決定機に絡んだプレーを「ゴールに向かうプレーを意識していました。自分のところでボールを失わないことや、攻撃の起点になる縦パスも狙っていた」と振り返る。プリンスリーグ中国での戦いを経て「以前よりガツンといけるようになった」という守備でも、立正大淞南のサイドアタックに周囲との連係で粘り強く食らいつき、自ら決めた1点をチームの勝利につなげた。
インターハイでも「また自分がゴールを決めたい」と語り、「チームとしても、しっかり攻撃して、守備して、勝ち切りたい」と意欲的に語った。県内最大のライバルを沈めた勢いを本番につなげ、今度は全国のライバルを倒してみせる。
(取材・文 石倉利英) ●【特設】高校総体2019
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