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延長終了間際に執念の同点弾!半年分の思いと努力ぶつけた日本文理が選手権8強の帝京長岡にリベンジ!:新潟

ゲキサカ / 2019年6月1日 23時28分

PK戦勝利を喜ぶ日本文理高イレブン

[6.1 インターハイ新潟県予選準決勝 帝京長岡高 3-3(PK3-5)日本文理高 五十公野公園陸上競技場]

 日本文理が宿敵にリベンジ! 1日、令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)の新潟県予選準決勝が行われ、18年度選手権8強の帝京長岡高と17度選手権8強の日本文理高との一戦は3-3で突入したPK戦の末、日本文理が5-3で勝った。日本文理は2日の決勝で北越高と戦う。

 半年分の思いを込めて戦い、宿敵を破った。日本文理は昨年11月、連覇を懸けて臨んだ選手権予選準決勝で帝京長岡に2-3で敗戦。後半終了間際に追いついたが、アディショナルタイムに勝ち越し点を許して涙を流した。

 現主将の右SB古俣眞斗(3年)は「去年の選手権のリベンジを果たさないといけなかった」と振り返る。帝京長岡は京都内定MF谷内田哲平主将(3年)やU-18日本代表FW晴山岬(3年)、U-17日本代表MF田中克幸(3年)、U-17日本代表候補MF矢尾板岳斗(3年)ら擁する強力攻撃陣。だが、「個で勝てないのは知っていたので、とにかく気持ちで戦おうと。特別なことはしていないです。気持ちだけ。入りはみんなで魂込めてやろうってやりました」(古俣)という立ち上がりから特長のフィジカルの強さと高さ、ハードワークを押し出したサッカーで帝京長岡を飲み込もうとする。

 帝京長岡がサイドからの崩しで先に決定機を迎えたが、これを凌いた日本文理が先制点を奪う。前半11分、相手のビルドアップのミスをインターセプトすると、そのまま抜け出したMF秋元圭太(3年)が右足で先制ゴール。リードした日本文理は秋元やMF長崎颯真(2年)が厳しいチェックを見せていたほか、前線の選手がロングボールをよく競ったり、献身的な守備を見せたりなどサボることなく相手にプレッシャーを掛け続けた。

 帝京長岡は個々のキープ力の高さに加え、コンビネーションから谷内田や右SB吉田晴稀(3年)が前線を追い越してシュートを打ち込んでいた。だが、谷内田とマッチアップした古俣が「谷内田は誰も見えていないところが見えているので、とにかく頭を動かして周りを見て、誰も見えていないところを自分は察知してここは通させないというのがありました」と語ったように、谷内田や晴山といったキーマンに決定的な仕事をさせなかった日本文理が2点目を奪う。

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