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[MOM2884]日本文理MF長崎颯真(2年)_リベンジマッチで輝いた“文理のカゼミーロ”

ゲキサカ / 2019年6月2日 1時10分

中盤で奮闘し、劇的な同点ゴールを決めた日本文理高MF長崎颯真

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.1 インターハイ新潟県予選準決勝 帝京長岡高 3-3(PK3-5)日本文理高 五十公野公園陸上競技場]

 リベンジマッチで2年生の大型MFが輝いた。日本文理高は2-3で迎えた延長後半9分、前線に上がっていた右SB古俣眞斗主将(3年)のラストパスをMF長崎颯真(2年)が右足ダイレクトでゴールに流し込む。

 選手権予選準決勝で敗れた相手との再戦。絶対に外せないラストチャンスだったが、「去年負けた分、ここで絶対に勝ちたいと思って、最後は死ぬ気で、全力で走ってボール来たので決めるだけでした。GKの動きをしっかり見て、GKの動きがゆっくり見えて、あとは冷静に流し込むだけでした」。後半には足を攣らせて、本人にとっても厳しい戦いだったが、前線、トップ下にポジションを移す中でも持ち味である前線への飛び出しを発揮して、チームを救うゴールを決めた。

 ゴールの瞬間を「最高でした。今までにない感情が出た」と振り返った長崎はこの日、敵陣エンドライン際での奪い返しからMF中林海成(3年)のゴールをアシスト。さらにPK戦では5人目のキッカーとして、リベンジ達成を成し遂げるシュートも決めた。

 強みは後方からのスプリントと、181cmの高さ、そして相手「キーマンの潰し」。この日は質の高いキックも見せていた。「個人的にはレアル・マドリーのカゼミーロ選手みたいに、中盤で潰してそのまま勢いで前に行けるような選手になりたいです。文理と言えばフィジカルと走力なので、そこはどのチームにも負けないと思うので、これからも継続していきたいです」。その中心選手として守備でも、攻撃でもチームを牽引する。

 駒沢隆一監督が「元々FWの子。大型で楽しみな感じがあります」と期待を寄せる“文理のカゼミーロ”が、感謝する先輩やスタンドの応援団に決勝でも白星を届ける。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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