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久保建英との共演に胸を躍らせる中島翔哉「見ている人が楽しめれば」

ゲキサカ / 2019年6月3日 1時55分

ウォーミングアップでボールを後方に渡すMF中島翔哉

 最年少17歳のMF久保建英(FC東京)から最年長36歳のGK川島永嗣(ストラスブール)まで幅広い世代が集まった森保ジャパンにおいて、その中心として期待されるのは24歳のMF中島翔哉(アルドゥハイル)だ。本人はそんな声に対し、「そこまで僕は重要な選手ではないので」と苦笑いで謙遜。「楽しく、遊ぶような感じで一生懸命にサッカーをやって、日本の勝利に貢献できるようにやっていければ」と、あくまでマイペースを貫いた。

 森保ジャパン始動後は背番号10を任されてきたが、3月のキリンチャレンジカップでは日本代表に復帰したMF香川真司(ベシクタシュ)に10番を譲り、背番号8を付けた。今回はMF原口元気(ハノーファー)が8番を付けるため、中島は11番に変更となったが、キリンチャレンジカップ後のコパ・アメリカ(南米選手権)では再び10番を背負うことになる。

「今回の2試合もそうだし、コパ・アメリカでもいいチームと試合ができる。うれしいし、学びながらサッカーを楽しめたら」。普段プレーするカタールも日本代表とともに招待国としてコパ・アメリカに出場する。所属チームではチームメイトから「コパ・アメリカに行くの?」と聞かれたこともあったそうで、「カタールは代表としても強いチームだと思っている。お互いに頑張っていければ」と誓った。

 A代表に初招集された久保とは、ポルティモネンセに期限付き移籍する17年夏までFC東京でチームメイトだった。当時の久保はFC東京U-18所属の2種登録だったが、すでにJ3やルヴァン杯にも出場していた。「FC東京にいたときから良い選手、賢い選手だなと思っていた。一緒にプレーできるのは楽しみ」と笑顔で話した中島。ともにコパ・アメリカにも参加するため、両サイドで2人が共演する可能性もあり、「今までと違った感じのサッカーになると思う。見ている人が楽しめればいいし、やっている僕らも楽しくサッカーができれば、いい結果になると思う」と胸を躍らせた。

(取材・文 西山紘平)
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