U-20日本代表が韓国戦へ前日練習、伊藤洋輝「日本らしく、自分らしく」
ゲキサカ / 2019年6月4日 17時55分
U-20ワールドカップに出場中のU-20日本代表は3日、ポーランド・ルブリン近郊で決勝トーナメント1回戦韓国戦に向けて冒頭15分を除く非公開練習を行った。足の違和感を訴えているDF三國ケネディエブス(福岡)は冒頭から別調整だった。
あす4日24時半(現地時間17時半)キックオフのラウンド16で日本は韓国と激突する。影山ジャパン立ち上げ以来の主力で副キャプテンのMF伊藤洋輝(名古屋)は「まずはボールを握って自分たちのテンポでサッカーができればいい。そうするとゴールに迫る回数も増えると思うし、あとは最後の精度、質の部分もしっかり上げていきたい」と意欲を燃やした。
日本はチーム全体でハードワークを貫徹し、難敵揃いのB組を無敗2位で勝ち上がった。対する韓国は10番FWイ・ガンイン(バレンシア)らタレントが存在感を見せ、グループリーグ第3戦でアルゼンチンを2-1で撃破。2連勝でF組2位突破を決め、勢いに乗っている。
「10番の選手は素晴らしい左足を持っているし、ストライカーの選手もフィジカルに優れている。そういう選手と個で戦うのではなく、やっぱり日本らしく組織で戦わないといけない」。ノックアウトステージもこれまで通り組織力で警戒すべきキーマンを封じ、「チーム立ち上げからずっと貫いてきた」という1対1の球際でも激しく戦う。
伊藤といえば、機を見た攻撃参加とパワーある左足キックが持ち味。昨秋のU-19アジア選手権初戦の北朝鮮戦ではダイナミックな攻め上がりから約30mの位置で左足を振り抜き、スーパーゴールを叩き込んだ。今大会もミドルレンジから積極的にシュートを狙う場面があり、次戦もチャンスとみればゴールに向かっていく。
「どんどん足を振っていきたいとは思っている。PKも外したし、あまりうまくいかないときもありましたけれど、苦しいところで自分が結果を残していければ、個人的にもチーム的にも乗っていけると思う。ゴール前にも顔を出して、自分らしくやっていきたい」(伊藤)
第3戦イタリア戦は前半9分にFW田川亨介(FC東京)が獲得したPKでキッカーを務めたが、惜しくも失敗。グループリーグはまだ不完全燃焼だが、このまま終わるつもりはない。「全員が一つになって目の前の韓国を倒せるようにしたい」。日本らしく、自分らしく、宿敵に立ち向かう。
(取材・文 佐藤亜希子)
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