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男女のデフフットサル日本代表がW杯渡航費捻出のため、2000万円集金プロジェクトを開始

ゲキサカ / 2019年6月4日 19時17分

「自分たちから発信すること自体に、ためらいがあったんです。彼らは社会に出るまでに、聞き取れないことを疎まれて嫌な思いをして傷ついている子が多い。健常者と関わることがストレスになり、接触を避ける傾向がありました。語彙力なども健常者と同じようにはいかないかもしれませんが、それも聴覚障害からくるものなので、クラウドファンディングで一般の方と触れ合うことで、彼らの悩みや人生観を知ってもらういい機会です。選手たちが主体性をもって活動をすることに意義があるし、共生社会を作るきっかけになるのではと考えています」

 開始から5日目となった6月4日の夕方時点で110万円を超えた。各選手たちが思いをつづるリレー方式の活動報告も今後、積み重なっていくだろう。男子の東海林直広主将が明かす。

「期間内に目標を達成しようとすれば、1日30万円ペースです。そう考えるともっともっと僕たちが周りの方に発信していかないといけませんね」

 世界一になるために、現場主導で歴史を変えて見せる。デフフットサルの代表戦士はピッチ外でも戦い続けている(協力を希望する方はこちら)。

(取材・文 林健太郎)
●デフ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら

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