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東京五輪も主将で10番を…齊藤未月「なんなら笑顔で出ていこうと」

ゲキサカ / 2019年6月5日 12時44分

U-20W杯で力を発揮したMF齊藤未月(湘南)

[6.4 U-20W杯決勝トーナメント1回戦 U-20日本代表 0-1 U-20韓国代表]

 ミックスゾーンに現れた多くの選手は悔しさをにじませ、会見に出席した影山雅永監督も目に涙を浮かべていた。感情を隠せない試合直後でも、U-20日本代表MF齊藤未月(湘南)はただ一人、清々しい表情と明るいトーンで取材陣に対応した。

「点を取れなかった僕らが負けて、点を取った韓国が勝った。本当にシンプルなゲームだと思う」。この惜敗でチームが解散する現実に向き合っても、あえて普段のように振る舞おうとした。

「いまロッカールームで僕が話したのは泣きべそをかいて、記者の人やみんなの前に出るのは俺らのチームらしくないと。なんなら笑顔で出ていこうじゃないかと。別に負けたからと言ってサッカー人生が終わるわけじゃないし、運がいいことにこれはU-20W杯で、五輪もA代表のW杯もあって、Jリーグもあるし、世界にはいろんな世界大会が繰り広げられていて。そういう意味ではそういう雰囲気でここ(取材エリア)に出てきたいと思っていました」

 立ち上げからチームを統率してきた齊藤は今大会、キャプテンで10番という責務を負った。球際のバトルに自信を持って挑み、ハードワークや危機察知能力といった持ち味を遺憾なく発揮。チームも組織力で世界の難敵を上回り、グループリーグを無敗突破した。「本当に良いチームだと思った。欲を言えばこのチームでもっとやりたかった」。ラウンド16のステージで韓国に敗れ、影山ジャパンの挑戦は終わった。

「もう終わったので、次は東京五輪がありますし、そこでキャプテンマークを巻いて10番で立ってやろうと思います。東京五輪は18人ですけど、みんなでそこに全員選ばれようと。五輪じゃなくてもA代表に選ばれるチャンスはみんなあるから、まずは日本に帰ってやろうと」。ピッチ内外で絶対的な存在だった主将は感傷に浸ることもせず、チームメイトを鼓舞するメッセージを口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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