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プレミアリーグWESTで2位につける大津が熊本制し、20回目のインターハイへ

ゲキサカ / 2019年6月5日 18時47分

前半29分、大津高FW半代将都が決勝ヘッド

 5日、令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)熊本県予選決勝が行われ、大津高が1-0で熊本学園大付高に勝利。2年連続20回目の全国大会出場を決めた。

 今年、高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグWESTで4勝1分1敗の2位につけている“公立の雄”大津は、細かく繋いだパスと相手SBの背後へ落とすボールからサイド攻撃。前半29分には、MF佐藤悠平(3年)が左サイドから蹴り込んだFKをファーサイドのFW半代将都(2年)が頭で合わせて先制した。

 一方、熊本学園大付は左SB中井研太主将(3年)が出足の速い守備を見せるなど、チーム全体で切り替えの速さと強度のある守備。後半は10番MF森山湧馬(3年)を中心にボールを繋いで攻める本来の形を増やそうとしたが、プレミアリーグで力をつけている大津の守りを攻略することができない。

 大津はGK福山翔紀(3年)やCB立野航海(3年)を中心とした隙の無い守りに加え、MF濃野公人主将(3年)をはじめ個々が高い技術を見せるなど安定した戦い。FW宮原愛輝(2年)の右足シュートがクロスバーを叩くなど2点目を奪うことができなかったものの、相手に主導権を与えず、1-0で勝ち切った。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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