[MOM2892]大津FW半代将都(2年)_ 復帰のライバルと日々競争中。2年生ストライカーが決勝点
ゲキサカ / 2019年6月6日 7時16分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.5 インターハイ熊本県予選決勝 大津高 1-0 熊本学園大付高 熊本県民総合運動公園陸上競技場]
ライバルが復帰し、日々競争する2年生ストライカーが決勝点を決めた。0-0の前半29分、大津高はMF佐藤悠平(3年)が蹴り込んだ左FKをファーサイドのFW半代将都(2年)がヘディングシュート。GKの位置を把握し、右隅へ狙いすまして放った一撃が決勝点となった。
「キッカーの佐藤悠平さんのボールが良かったので、あとは気持ちで押し込むだけでした。ゴール前が混戦になっていて自分が一歩引いたら目の前で(味方選手と相手選手が)交錯したので、自分がフリーになることができて、そこは結果的にラッキーな形だった」と微笑。笑顔で駆け寄る味方選手を円を描くような動きで遠のけ、最後は左コーナー付近で見栄を張る「いつも」のパフォーマンスでゴールを喜んだ。
怪我で出遅れていたFW宮原愛輝(2年)が復帰。選手権で1年生ながらゴールを決めているストライカーは、インターハイ予選から先発に名を連ね、布陣も3-6-1から4-4-2に変更された。そしてここまでチームを最前線で牽引してきた半代は、同じく推進力と決定力のある宮原と2トップを形成。同じ2年生で、寮も同部屋だという宮原は半代にとって、「同部屋でどっちが多く点獲ったという話をしている」というライバルだ。
今大会のゴール数は宮原が4で半代は3。競り負けたものの、準決勝の先制点に続き、決勝でもインパクトのあるゴールを決めた。宮原の復帰からまだ日が浅いため、細かな連係はこれから。だが、昨年の九州U-16リーグ(球蹴U-16リーグ)でコンビを組んで優勝に大きく貢献している強力2トップは、今後ゴール量産が期待される。
この日、半代は自慢の走力、推進力を活かし、攻守に渡って奮闘。「自分、プレースタイルとしては岡崎選手みたいな感じなので、もっと泥臭くきょうのように点を獲っていきたいと思っています」。インターハイ予選での3ゴールという数には全く満足していない。ただし、決勝戦で貴重なゴールを決めたことは自信に。これからライバル以上にトレーニングで進化して、全国大会を迎える。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019
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