[MOM2893]創成館FW田中瑛修(3年)_決勝出場停止も、「この試合でやるしかない」と力出し切り2発!
ゲキサカ / 2019年6月6日 23時18分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.6 インターハイ長崎県予選準決勝 鎮西学院高 0-2 創成館高長崎県立総合運動公園補助競技場]
前半33分にイエローカードを受けると、創成館高の大黒柱・FW田中瑛修主将(3年)は天を仰いだ。累積警告のため、この試合に勝っても決勝戦は出場停止。だが、田中は「明日は出れないとなったので、この試合でやるしかない」と悔しさをエネルギーに変えて走り続けた。
そして後半6分、「自分が点決めてやろうと思って、ドリブル仕掛けた」田中は左中間からPAに切れ込んだところでPKを獲得。これを自ら右足で決めた。前半27分にもゴール前の混戦から嗅覚を発揮して先制ゴールを奪っている田中は、この試合2得点目。エースはその後も前線での抜け出しやプレッシング、球際の強さでチームを牽引し、勝利へ導いた。
田中は昨年からチームのキーマン。「(今年のチームは)去年よりも個の技術とかが落ちるんですけれども、そういうところはみんなでカバーしてみんなで守備やって、みんなで攻撃してきた」。そのチームを背中で引っ張ってきた。
決勝で敗れた昨年のリベンジ、そして悲願の全国初出場への思いも強かっただけに、決勝のピッチに立てない悔しさがある。それでも、「上手く自分のやることはやったので、後は仲間に託したいと思います。自分が明日いないのは大きいかもしれないですけれども、信頼しているので、頑張ってほしいです。あとは明日勝ってもらうだけ。初のインターハイに行ってほしいです」と仲間たちに託した。
DFリーダーの櫻田颯人(3年)は「自分たちが(彼を)全国に出させてあげたい」と宣言。それに対して田中は「『頑張れ』しかない。自分はサポートするしかないので、自分が明日(仲間たちが)全力でやれるようにどれだけ尽くせるかだと思う」と語った。主将は思いを込めて、仲間たちを全力でサポート。そして、仲間たちとともに立つ全国舞台で必ず恩返しする。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019
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