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目標は「兵庫4冠」。県新人戦優勝の芦屋学園が滝川二をPK戦で破り、2冠、初の全国へ王手!

ゲキサカ / 2019年6月8日 6時0分

 試合終盤へ向けて、芦屋学園はFKの数とゴール前のシーンを増加。雨の中で滝川二にプレッシャーをかける。31分にMF藤田悠椰(2年)が狙った右足FKは滝川二GK林憲太朗(2年)に反応されたものの、後半終了直前の35分に同点に追いついた。右FK後の浮き球をCB出口昂貴(2年)らが競り勝ち、こぼれ球がゴール前の近藤の足下へ。これを上手くトラップした近藤が右足で右隅を狙うと、右ポストを叩いたボールがゴールラインを越えた。

 劇的ゴールに喜びを爆発させる芦屋学園。これで盛り上がった芦屋学園は、延長戦でも走力を発揮し、右サイドから決定的なシーンを作るなど流れを一変させた。滝川二はセカンドボールをサイドに繋げ、再びセットプレーの数を増やしていたが、芦屋学園は「ああいう展開になると、足を止めないだったり、声のところだと思うので、戦術というよりはみんなを鼓舞することを意識していました」というGK水田翔也主将(3年)の声で動きを止めずに守り抜く。

 芦屋学園は延長後半終了間際にPK戦要員のGK池野拓海(3年)を投入。迎えたPK戦で芦屋学園は近藤、藤田、前川が決めたのに対し、滝川二は1人目が枠外に外すと、2人目のシュートもクロスバーを叩いてしまう。そして、3人目のシュートもクロスバーをヒット。県新人戦でも2度勝利するなど、PK戦で勝ち切ることに自信を持っている芦屋学園が全国切符獲得まであと1勝とした。

 劇的ゴールで追いつき、勝利したが、水田は「(兵庫県内では)相手を圧倒して勝たないと全国で勝てない」と語り、「兵庫の時代は芦学と言われるように、決勝では圧倒して勝ちたい」と力を込めた。決勝では強敵・三田学園を圧倒して、兵庫を代表するチームになる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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