“その時々の判断”にフォーカスする酒井宏樹「身体は一つなので」
ゲキサカ / 2019年6月8日 20時17分
スコアレスドローに終わったトリニダード・トバゴ戦を経て、日本代表はエルサルバドル戦でも3-4-2-1の新布陣を採用する見込みだ。前の試合で先発したDF酒井宏樹(マルセイユ)は「ピッチに入りながら確かめていく必要がある」と述べ、選手間で修正していくことの重要性を指摘した。
5日のトリニダード・トバゴ戦までの準備期間はわずか3日間。選手たちの話を総合すれば、細かい戦術的な判断は選手間の共通認識に任されており、森保一監督が定めたコンセプトはそれほど多くないようだった。
そんな中、選手たちからは「ウイングバックの選手がどれほど高い位置を取るか」といったテーマが挙がった。DF長友佑都(ガラタサライ)はトリニダード・トバゴ戦を「サイドバックの癖が残りすぎていた」と振り返り、DF昌子源(トゥールーズ)も「ウイングバックをもっと押し出せたら良かった」と反省を語っている。
これについて、8日に取材対応を行った酒井は「終わった後にビデオを見たけど、気持ちもう少し高い位置を取ったら良かったかなとも思うし、低い位置を取らないといけない時間帯もあった。身体は一つなので、その時々の判断が大事になる」と振り返る。相手の出方を見極められてこそ、自分たちの判断が問われるという意味合いだ。
だからこそ、崩せなかったクロス攻撃についても「相手は3枚に対して中の枚数が1枚だったし、相手は高さも結構あった」と相手の布陣に言及。そのうえで「えぐってからのクロスより、一回戻してからのダイレクトのクロスが効果的だった。勝負する場所はGKとDFの間かマイナスのボールだったと思う」と見解を述べた。
「相手のフォーメーションによるし、試合展開によっても、自分たちが攻撃的にいくのか引かなきゃいけないのかを考えていかないといけない」。受け身のようにも聞こえるが、それができるのもピッチに幅広く人員を配置できる3バックの利点。「真ん中の選手、そしてチーム全員がそれを共有できればすんなり順応できる」と前向きに語った。
(取材・文 竹内達也)
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