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久保建英が堂々A代表デビュー! “同僚”永井2発の森保J、新旧システム使い分け快勝

ゲキサカ / 2019年6月18日 16時45分

 日本は前半36分、橋本の縦パスから南野がつなぎ、永井が左足で狙ったが相手GKがビッグセーブ。同41分には小林のボールロストからカウンターを食らったが、素晴らしい対応を見せた冨安のクリアから逆カウンターを開始。永井のポストプレーを起点に左右を崩すと、畠中のスルーパスに抜け出した原口のクロスに反応した永井が2点目を叩き込んだ。

 ハーフタイムが明けても攻勢を緩めない日本は後半5分、小林の縦パスを堂安が落とし、南野がダイレクトで狙ったが枠外。その後はエルサルバドルに攻め込まれる場面もあったが、畠中と冨安が落ち着いた対応で防いでいた。ところが同11分、競り合いの際に永井が右肩を痛め、同13分にFW大迫勇也(ブレーメン)が投入された。

 加えて日本は伊東、畠中の2選手を下げてDF室屋成(FC東京)、DF山中亮輔(浦和)を起用。フォーメーションを4-2-3-1に変更した。さらに後半22分、森保一監督はついに久保の投入を決断。南野と原口を下げてMF中島翔哉(アルドゥハイル)と揃って送り込まれた。歴代2位の年少記録でA代表デビューを果たした久保はトップ下に入った。

 それから守勢に回った日本はなかなかボールをつなぐことができず、久保も守備に追われる時間帯が続く。それでも後半28分、大迫のポストプレーから久保にスルーパスが通ると、華麗なドリブルでカットインして左足でファーストシュート。相手GKに横っ飛びで阻まれたが、スタジアム内は大きな歓声に包まれた。

 さらに日本は後半32分、中盤で相手を外した久保のパスから中島が中央を突破し、流れたボールが左サイドに開いた小林へ。これをペナルティエリア右寄りに浮き球で送り込むと、巧みな胸トラップで収めた大迫がボレーで狙ったが、ボールは相手ディフェンダーにゴールライン付近でクリアされた。

 後半34分、右サイドをえぐった久保のクロスに大迫が反応したが、シュートには至らず。同35分、小林に代えてMF柴崎岳(ヘタフェ)が入った。同37分には久保がドリブルでペナルティエリアに侵入し、相手GKを強襲した。その後もドリブルとスルーパスで相手守備陣を苦しめた久保が攻撃を牽引。18歳が鮮烈なデビュー戦を飾った日本が6月のキリンチャレンジ杯を勝利で締めた。

(取材・文 竹内達也)
・久保建英が途中出場トップ下でA代表デビュー!!18歳5日は歴代2位の年少記録
・久保建英がFKキッカーを譲った理由は?「俺がもらっていたら蹴ってました」
・イメージ通りの突破も代表初シュートは…久保建英「上を狙ったのに下に行っちゃった」
・「ビリビリじゃなくヒシヒシ」18歳久保建英が振り返る代表デビューの瞬間
・トップ下でA代表デビューの久保建英、強烈ミドルに鮮やかスルーパス
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