右WBで生きた俊足…伊東純也は決定機演出も反省「自分で打っても良かった」
ゲキサカ / 2019年6月10日 3時18分
[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]
自分の持ち味は発揮した。日本代表MF伊東純也(ゲンク)は右ウイングバックで先発。そのスピードと突破力でチャンスを演出した。
「何回か、いい場面はあった。もうちょっとできたかなとも思うけど、初めてにしては良かったと思う」。5日のトリニダード・トバゴ戦(△0-0)は後半26分から途中出場し、2シャドーの一角に入った。この日も同じ3-4-2-1のシステムだったが、伊東が任されたのは右ウイングバック。不慣れなポジションではあったが、「引いて守るよりは前に行きたかった。それだけを意識した」と積極的にプレーした。
前半6分、敵陣で相手のパスをインターセプト。そのままドリブルで右サイドを駆け上がり、相手2人を振り切ってゴールライン際までえぐってマイナスに折り返した。ゴール前に走り込むチームメイトにはわずかに合わず、PA手前に詰めてきたMF原口元気が右足でシュートを打ったが、クロスバーを越えた。
直後の前半10分にもスピードに乗ったドリブルで相手を2人抜き去るなど、その俊足が相手の脅威となった。前半16分にはFW永井謙佑の左クロスをファーサイドで受けたが、切り返したところで相手につぶされ、シュートは打ち切れなかった。
結局、シュートはゼロのまま後半14分に交代。チームはその後、慣れ親しんだ4-2-3-1にシステムを変更した。攻撃的なウイングバックとして確かなオプションとなることを示した伊東だったが、悔やんだのは前半6分、マイナスのクロスで決定機を演出したシーンだった。
「自分で打っても良かったかなと今は思う」。そう素直に振り返った26歳のアタッカーにとって、代表戦先発は1月17日のアジア杯グループリーグ最終戦・ウズベキスタン戦以来だった。久々の先発ピッチで大事に行く気持ちが強かったか、「焦ってしまって、仲間を使うことしか考えてなかった。シュートを打つ意識があれば良かった」と、冷静さを欠いたことを悔やんだ。
(取材・文 西山紘平)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
3バック採用のイングランドがEURO準決勝進出!! サカ弾で追いつきスイスとのPK戦制す
ゲキサカ / 2024年7月7日 4時38分
-
ハーフタイムに響いた「戦術に感情を乗っけろ!」という指揮官の檄。湖国の海賊・近江は4連勝中の神戸弘陵をホームで撃破!
ゲキサカ / 2024年7月1日 19時34分
-
川崎Fはマルシーニョ弾守り切れずドロー…WB起用の広島MF満田誠が復活の同点ゴール!!
ゲキサカ / 2024年6月29日 21時0分
-
5発でプリンス関東2部無敗首位をキープ。山梨学院は隙をなくし、プレミア勢とも互角に戦えるチームへ
ゲキサカ / 2024年6月23日 6時9分
-
鮮やかカウンターから翁長聖が絶妙ループ弾! 終盤の名古屋の猛攻耐えた東京Vが2戦ぶり白星【明治安田J1第19節】
超ワールドサッカー / 2024年6月22日 20時2分
ランキング
-
1ハム清宮が2打席連続アーチ 衝撃の4安打に新庄監督は拍手…止まらぬ打棒に敵地騒然
Full-Count / 2024年7月21日 20時9分
-
2【体操】宮田笙子のパリ五輪出場辞退 ダルビッシュ有との〝比較論〟が脚光「無期限謹慎を食らった」
東スポWEB / 2024年7月21日 18時17分
-
3【F1】角田裕毅は〝奇策〟1ストップ作戦で9位入賞!レッドブル緊急昇格へ猛アピール
東スポWEB / 2024年7月21日 23時51分
-
4大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
Full-Count / 2024年7月22日 9時32分
-
5ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)