後半にギアチェンジして突破、シュート連発の岡崎城西10番MF小椋「前半からあれができないのがボクの課題」
ゲキサカ / 2019年6月10日 19時53分
[6.8 インターハイ愛知県予選決勝 岡崎城西高 0-1 名経大高蔵高 口論義運動公園]
岡崎城西高の注目MF小椋遥矢(3年)は、敗戦の悔しさを滲ませながら必ず成長することを誓った。「ドリブルは通用すると分かったんですけれども、最後のシュートのところがまだチームを助けることができていない。そこで決め切るようになればチームをもっと助けられるかなと思うので、そこを練習したいです」。よりチームを助けられる存在になって選手権予選で優勝する。
前半は間延びするところもあったチームの中で、自身も動き出しやボールを受ける動きの質を欠いて攻撃に絡む回数を十分に増やすことができなかった。その中、ギャップに潜り込んでボールを受けてMF江澤志遠(3年)と相手の守りを攻略するシーンも。7-0で快勝した県1部リーグでの対戦時は2人でバイタルエリアを活用して大量得点に繋げたというが、この日は「いざ入った時にボクと江澤の精度を欠いていて、前半はあまりチャンスを作れなかった」
それでも後半は明らかにギアを上げたプレー。2分、強引に2人のDFの前に潜り込んでPAへ侵入するとそのまま右足を振り抜く。さらに4分にはPA外側でマークを外して右足でフィニッシュ。5分にも個の力でシュートにまで持ち込んだ。その後も展開力を発揮するなど攻撃の中心に。試合終了間際にも左サイドを独力で破って決定機を演出するなど存在感を示したが、チームにゴールをもたらすことはできなかった。
「後半はいつも(ギアが)入るんですけれども、前半からあれができないのがボクの課題なので、前半からボクがチャンスを作っていれば……」と反省。ボールを受けてからのドリブルやパスの質、シュートについても、よりミートしたものやコースに打つ力を磨くことを誓った10番はこの夏、これまで以上に意識高く日々を過ごす。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「まず守備から」の尚志が市立船橋を4-1撃破。“好循環”の連勝で地元開催のインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月6日 22時59分
-
[MOM4756]大津MF嶋本悠大(3年)_2発に加え、PK獲得。注目ボランチが“基準”の質と強度、得点力も示す
ゲキサカ / 2024年7月2日 9時34分
-
怒涛の立ち上がりで静学を飲み込み、8-1。プレミアWEST首位の大津が7連勝
ゲキサカ / 2024年7月1日 21時44分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
-
5発でプリンス関東2部無敗首位をキープ。山梨学院は隙をなくし、プレミア勢とも互角に戦えるチームへ
ゲキサカ / 2024年6月23日 6時9分
ランキング
-
1ハム清宮が2打席連続アーチ 衝撃の4安打に新庄監督は拍手…止まらぬ打棒に敵地騒然
Full-Count / 2024年7月21日 20時9分
-
2【F1】角田裕毅は〝奇策〟1ストップ作戦で9位入賞!レッドブル緊急昇格へ猛アピール
東スポWEB / 2024年7月21日 23時51分
-
3【体操】宮田笙子のパリ五輪出場辞退 ダルビッシュ有との〝比較論〟が脚光「無期限謹慎を食らった」
東スポWEB / 2024年7月21日 18時17分
-
4大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
Full-Count / 2024年7月22日 9時32分
-
5ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)