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目標は日本一世代のCB。前橋育英の左利きCB相原「少しでも近づけたらいい」

ゲキサカ / 2019年6月11日 18時43分

前橋育英高のCB相原大輝はDFラインの中心として完封勝利に貢献

[6.9 インターハイ群馬県予選準々決勝 前橋育英高 4-0 前橋商高 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場]

 目標は日本一世代のCBだ。前橋育英高のCB相原大輝(3年)は、181cmの高さと左足のフィードが武器。この日は前橋商高にボールを握られる時間帯もあったが、的確なカバーリングでボールをインターセプトしたほか、得意の左足フィードで2点目の起点にもなった。

 これまでは課題だったというカバーリングだが、2年前に選手権制覇した世代のCB角田涼太朗(現筑波大)を参考に改善。「目標とする角田さんを意識していて少しでも近づけたらいいなと思っています」。山田耕介監督も「しっかりしてきた」と評するプレーで最終ラインを支えていた。

 インターセプトした流れで持ち上がり過ぎた部分など、反省するべき点もあった。ただし、後半終了間際に、相手ファウルでゲームが止まったあとも必死にゴールをカバーしてボールをかき出したプレーなど、チームに好影響を与える動きも多数。もう一つの武器である空中戦の強さを見せたほか、気持ちも入った80分間で完封勝利に貢献した。

 この日、関門の一つを突破したが、油断はない。「まだ自分たちは何も残していないので(予選を全力で突破して)インターハイで自分たちの実力知って、プレミアの参入戦や選手権に繋げていきたい」。そして、「個人的には高校選抜とかに選ばれてプロを目指して頑張りたいです」と力を込めた。角田のように全国大会で活躍し、日本一を勝ち取って、高校選抜や年代別日本代表入りを果たす。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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