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「自分が率先して引っ張っていく立場」。1年前に先輩の背中から学んだU-16代表のリーダー、MF山根陸

ゲキサカ / 2019年6月13日 1時6分

2年連続でインターナショナルドリームカップに出場しているU-16日本代表MF山根陸

[6.12 U-16インターナショナルドリームカップ第1節 U-16日本代表 1-1(PK4-2)U-16ルーマニア代表 ユアスタ]

 1年前に先輩たちの背中から学んだものを活かしている。U-16日本代表のMF山根陸(横浜FMユース)は、昨年に続いて2年連続でのU-16インターナショナルドリームカップ出場。この日、キャプテンマークを巻いてピッチに立った山根は、攻撃の中心としてボールに絡み続けた。

 相手のギャップを突くパスやSBの背後へのパスで攻撃を加速。なかなか1点を奪えず、焦れてもおかしくない展開だったが、我慢強く攻撃をコントロールしていた。そして、後半33分には「相手がズルズル出てきた時にあそこのスペースが空いてくると思っていたのでそこを逃さずに刺せたのは良かった」という鋭い縦パスで同点ゴールの起点に。持ち味を発揮して勝利に貢献した。

 1歳年下として参加した昨年は、先輩のCB半田陸(山形ユース)やMF横川旦陽(湘南U-18)に引っ張られる立場だった。代表経験や国際大会の経験豊富なリーダーたちのピッチ内外での振る舞いから学んだことがある。

「今年だったら自分が経験している分、自分が率先して引っ張っていく立場にならないといけないと思って、去年は半田陸くんがよく声をかけていたり、ホテルでも雰囲気を保ったりしていたので、今年も真似ではないですけれども、自分のやり方と合わせてやっていきたい」。大声を張り上げるようなタイプではないが、今年のリーダーは声がけを意識しながら、明るいチームの雰囲気作りに貢献している。

 山橋貴史監督が掲げたチームのテーマは「挑戦」。山根もこの仙台合宿、U-16インターナショナルドリームカップを通して挑戦する意気込みだ。「ゴールにかかわる回数が自分的には少ないなと思っていたので、(挑戦というテーマを聞いて)そういったところを今大会通じて目に見える結果であったり、アシストを増やさないといけないとなった時もっと前に出ていくタイミングであったり、というのは色々チャレンジしてやってみたい」。まずはU-16日本代表でアピールすること。そして、U-17日本代表に食い込み、半田たちとともに世界で戦うことを目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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