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2選手が別メニュー調整…コパ・アメリカ臨む日本代表が現地で始動

ゲキサカ / 2019年6月14日 10時59分

コパ・アメリカに臨む日本代表

 コパ・アメリカ(南米選手権)に出場する日本代表は13日、サンパウロ市内でトレーニングを行った。この日が始動日となり、全23名の選手がトレーニング場に姿を現したものの、MF渡辺皓太(東京V)とDF菅大輝(札幌)が別メニュー調整となった。

 練習前には日本人学校、エジミウソン財団の小学生と写真撮影を行い、トレーニングは子供450名、大人300名と計750名もの観衆が見つめる中で行われた。前日に30時間以上の移動で現地ブラジルに到着した選手たちは、ストレッチやランニングなどで体を温め、終盤にはボールを使ったトレーニングを実施して約1時間汗を流した。

 渡辺と菅が別メニューでの調整となったが、森保一監督は「(ブラジルに)来る前に怪我をしていた選手だが、大会でのプレーに支障はないと報告は受けている。チェックをしてから大会に臨むということで、別メニューでチェックすることになった」と説明。終盤にはダッシュする姿も見せており、指揮官も「(この日の)結果は聞いていないが、2人ともしっかり走れていたので大丈夫だと思う」と語っている。

 17日の初戦チリ代表戦まで、あと3日間の準備期間がある。「これまでやってきたことのベースを確認しながら、お互いのプレーの意思疎通をしっかり図れるようにしていきたい」と準備を進めながら、「チームとして勝ちにこだわって戦うことは変わりない。その中で選手たちには、この大会が終わったときに成長したなと、思ってもらえるようにしてもらいたい」とチームとしての結果、そして個人としての成長を追い求めていく。

(取材・文 折戸岳彦)●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
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