「他の選手と違った」…MF伊藤達哉が感じたビダルの“怖さ”
ゲキサカ / 2019年6月16日 8時52分
コパ・アメリカの初戦で日本代表と対戦するチリ代表の中盤にはバルセロナMFアルトゥーロ・ビダルが君臨。かつて、ピッチ上で対峙した経験を持つMF伊藤達哉が、相手キーマンの印象を語った。
トゥーロン国際大会に出場するU-22日本代表に選出されていた伊藤は、グループリーグ3試合に出場を果たすと、大会期間中にチームを離れ、コパ・アメリカを戦うA代表に合流した。ハードなスケジュールとなったが、所属クラブのハンブルガーSVでシーズン終盤に出場機会をつかめなかったこともあり、「感覚は戻ってくるので、僕はポジティブにしか捉えていない」と試合をこなせたことを前向きに捉えている。
初戦で対戦するチリは、大会3連覇を狙う強国。「身長が低いイメージがあるけど、それでも皆フィジカルが強いし、ハードワークするし、チームとしてしっかり統率されている」との印象を持っている伊藤は、チリのキーマンの一人となるビダルと対戦経験があった。
ビダルがバイエルンに在籍していた当時、2人はピッチ上で対峙。「バイエルンにまだビダルがいたけど、スライディングの深さが他の選手と違った。常にこっちが神経を研ぎ澄ませていないと、足ごと持っていかれるような相手だった」と振り返る。このイメージはチリ代表全体にも言えるようで、「ファーストタッチのときに次のイメージを持っていないと、足ごと持っていかれる。ボールを持った瞬間にガツンとやられてカウンターに持っていかれるのが一番嫌なので、そこはしっかりイメージしてプレーしたい」と続けている。
トゥーロン国際大会は史上初の決勝進出を成し遂げ、決勝ではPK戦の末に敗れたものの、サッカー王国ブラジルを追い詰めての準優勝。「刺激をすごく受けた」というアタッカーは、「向こう(トゥーロン)で最後に得られなかったものを、こっちでしっかり得たいと思うし、全部出し尽くして後悔のないように終わりたい」と闘志を燃やして大会に挑む。
(取材・文 折戸岳彦)●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
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