「去年はコテンパンにやられた」対広島、鹿島側から語られた“1年前との違い”
ゲキサカ / 2019年6月25日 19時57分
[6.18 ACL決勝T1回戦第1戦 鹿島1-0広島 カシマ]
昨季リーグ戦の戦績は鹿島アントラーズの2敗。「去年は結構コテンパンにやられたというか、相手のやりたいサッカーをさせてしまった印象があった」(MF永木亮太)。ACL決勝トーナメント1回戦ではそんなサンフレッチェ広島を相手に、今季初の対戦で大きな白星を収めた。
昨年3月10日のJ1第3節、スタートダッシュ中の広島をホームに迎えた鹿島は、アグレッシブな球際勝負の中でミスが響いて0-1で敗戦。また、9月1日のJ1第25節は先制に成功したものの、そこから3失点を喫して1-3で敗れた。いずれも持ち味の勝負強さが鳴りを潜め、シーズンダブルを食らう屈辱を味わっていた。
だが、この日は真逆の展開だった。前半24分、MFセルジーニョとMF土居聖真がギリギリの対人戦を制して先取点を奪うと、そのリードは守備陣の奮闘により最後まで動かず。「広島は球際、インテンシティーが強いけど、そこで負けていなかった」。終盤にはキャプテンマークを巻いた永木は味方の戦いぶりをそのように誇った。
また、昨季は存在感を放った相手司令塔の不在も大きかったという。MF三竿健斗は「前は青山さん(MF青山敏弘)がいたので、うちが嫌だなと思うようなプレーをしてきていたけど、今日はそういったプレーがなかった。悪いイメージはなかったし、去年のほうが悪いイメージがあった」と元日本代表同僚の名前を挙げ、戦い方の違いを語っていた。
もっとも、メンバーには違いがあるにせよ1週間後に控える第2戦も同様にギリギリの競り合いが予想される。「アウェーゴールを取れるのは僕たちだけなので、1点を取ったら有利になる。早い時間で1点取った時、守備に行くのかもう1点取るかの判断がすごく大事。1点目より2点目をどっちが取るかが大事になると思う」(三竿)。鹿島は昨季の反省も糧にし、先行しても油断せずに戦っていく構えだ。
(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【ACL2】広島 初代王者へ3―0快勝発進! FWパシエンシアが公式戦2連発
スポニチアネックス / 2024年9月20日 4時48分
-
天皇杯4強3ゴール起点は全て京都MF川崎颯太、地元甲府の栄冠にも深めた決意「実家に帰った時に…」「自分がここでタイトルを」
ゲキサカ / 2024年9月19日 5時45分
-
川崎F 荒れた芝逆手 パスサッカー封印、ボール保持率34%で白星 鬼木監督「体張ってゼロで抑えた」
スポニチアネックス / 2024年9月19日 4時18分
-
「いつ食いついてくるかを待っていた」広島MF川辺駿、飛び出し→股抜き→精密クロスで復帰後初アシスト
ゲキサカ / 2024年9月15日 19時0分
-
鹿島の安西幸輝、J1舞台にかつての本拠地で実現した古巣対戦に「自分が育ったクラブですし感慨深いものもありました」
超ワールドサッカー / 2024年8月26日 8時55分
ランキング
-
1大谷翔平の50号記念球 一度はつかんだのに…奪われた高校生「今日は僕の18度目の誕生日だったのに」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 11時35分
-
2大谷翔平「50-50」でも満場一致MVPは無理? MVP有力視も「僅差」予想...韓国メディア
J-CASTニュース / 2024年9月20日 14時59分
-
3大谷翔平の偉業で…敵右腕が粋な“違反行為” 気遣いにファンが続々感謝「感動した」
Full-Count / 2024年9月20日 13時44分
-
4【大谷翔平と一問一答(1)】初のPS進出決定「米国に来てから夢に見てた舞台。自分にとっても凄く大きい」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 9時22分
-
5大谷翔平、自身初の3打席連発 50-50達成直後に快音…6安打&自己最多10打点の大暴れ
Full-Count / 2024年9月20日 8時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください