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トゥーロン&コパ代表には「選ばれなくて当たり前」鹿島の五輪世代DF町田浩樹、控えSBで奮闘中

ゲキサカ / 2019年6月19日 7時0分

 そんな町田はこの日の午前、同世代が戦うコパ・アメリカグループリーグ第1節チリ代表戦をチームメート数人と共にテレビ観戦し、「少なからず刺激を受けていた」という。トゥーロン国際大会は日本時間深夜の開催だったためハイライト中心だったが、午前8時キックオフの試合は見ることができる。

「前半は結構がんばっていたと言ったら変だけど、やり合えていた。だけど、ああいうセットプレーで失点してポンポンと点を取られるのは南米のしたたかさ、ゲーム運びのうまさを見ていて感じた。自分があそこに立ってプレーしないといけないので、レベルアップして、チームで結果を残したい」。

 ライバル意識を持ちながらというより、自らがピッチに立つイメージを持ちながらの観戦。それは、この鹿島が代表チームと地続きだという確信があるからだ。また、過去の伝統を振り返れば「鹿島でスタメン張れるようになれば、オリンピック代表ではなくA代表もある」ことも心の支えになっている。

 だからこそ、同世代から得た刺激をピッチ上のパフォーマンスに活かしていく構えだ。「少なくともチームで結果を残さないとあそこには呼ばれないと思うので、まずは足元を見ながら一歩ずつ進みたい」。ポジションへのこだわりよりも、まずはチームへの貢献。1週間後の第2戦に向けても「CB、SB、ベンチか分からないが、そこは失点ゼロで抑える」と意気込む。

(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ

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