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完全ターンオーバーの名古屋がホームで仙台に先勝!

ゲキサカ / 2019年6月20日 1時40分

名古屋が先勝した

[6.19 ルヴァン杯プレーオフステージ第1戦 名古屋2-0仙台]

 名古屋グランパスがホームでベガルタ仙台に先勝した。

 名古屋は15日のリーグ戦からスタメン11人全員を入れ替え。対する仙台も7人を入れ替えて、“前半90分”に臨んだ。

 序盤から互いにチャンスを生み出すが、両チームとも枠を外すシュートが多く、決定力を欠く。しかし前半17分、まずは名古屋が試合を動かすことになる。中盤でボールを奪った名古屋はMFマテウスが前線に運ぶと、FW杉森考起を経由してMF前田直輝がエリア内を縦に突破。右サイドからDFとGKの間に鋭いパスを通すと、逆サイドでフリーになっていたFW赤崎秀平が流し込んで、先制点を決めた。

 1点リードで折り返した後半、名古屋はこの試合を最後にオランダ・エールディビジのAZに期限付き移籍するDF菅原由勢に代えて、トゥーロン国際大会でベストイレブンに入る活躍をみせたMF相馬勇紀を投入して、さらに攻撃に厚みを持たせていく。そして後半27分、MF小林裕紀のアーリークロスをマテウスがボレーで合わせて、勝利をグッと引き寄せる。

 アウェーで1点でも返しておきたい仙台は後半29分から6月1日のリーグ戦での対戦時に2得点、G大阪時代の昨年のルヴァン杯の対戦では、1試合4得点を記録している“名古屋キラー”のFW長沢駿を投入する。しかし後半40分にあったMF関口訓充のエリア内からの強烈シュートは、GK武田洋平の好セーブに阻まれた。

 第1戦は名古屋の快勝に終わった。先制点を決めた赤崎は、「(ゴールシーンは)練習している形だったので入ってよかった。マテウスが上手く前に入ってくれたのでフリーで打つことが出来た。(試合には)気持ちを強く持って入ったし、次の試合に有利に入れるので、勝つことを意識して入った。(4戦勝ちのない)リーグにも繋げていきたい」と話した。

 仙台のホームで行う第2戦は26日に行われる。ただし今月1日に行ったユアテックスタジアムでのリーグ戦では仙台が3-1で勝利しており、仙台にも十分に逆転のチャンスはありそうだ。
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