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後半ATと延長後半ATに劇的ゴール!市船、流経大柏連破の日体大柏が千葉代表として全国へ!

ゲキサカ / 2019年6月19日 22時1分

 それでも、MF佐藤大斗(3年)が「(今大会も)逆転できている試合があったので、それが自信になっていた」という日体大柏は2強撃破のために磨いてきた守備で踏みとどまる。そして、22分の追撃ゴールで勢いづいた。カウンターから佐藤が右サイドへさばくと、快足FW耕野祥護(3年)が独走。そして、クロスに長い距離をスプリントしてきた佐藤が合わせて1点差とする。

 日体大柏はその後も伊藤のロングスローや耕野のクロス、MF堤祐貴(3年)の正確な左足キックなどを活かして相手の守りにプレッシャーをかける。流経大柏も献身的に動き回る2トップを中心にリードしたまま試合を進め、クロスから追加点のチャンスを作った。

 日体大柏は後半17分、自陣から伊藤がFKを蹴り込むと、こぼれ球を佐藤がシュート。このこぼれ球を佐藤が右足ダイレクトで左隅に決めて2-2とした。だが、流経大柏は22分、左クロスをファーサイドのFW森山一斗(2年)が落とし、これを渡會が右足で決めて再び勝ち越す。

 それでも、日体大柏は失点直後に長身FW長崎を投入し、試合終盤には守備の柱・伊藤を前線に上げて反撃する。そして後半アディショナルタイム、FKのこぼれ球を拾ったMF冨沢翔(3年)が粘ると、ドリブルで強引に仕掛けた長崎がPKを獲得。これを右足で決めて土壇場で同点に追いついた。

 執念の1点。それでも、左膝に負傷を抱える伊藤が延長戦突入前に交代するなど、苦しい展開は続いた。流経大柏は延長前半9分にはゴール前の混戦から連続シュート。延長後半2分にもDFと入れ替わったFW松本健太(3年)がループシュートを放つ。

 だが、日体大柏はこの一撃をカバーした池上がオーバーヘッドでクリア。主将が退いた後も全員が集中して守り続ける。流経大柏は3-3の延長後半12分、PK戦勝負を想定してU-17日本代表GK松原颯汰(2年)を192cmGK佐藤藍大(3年)へスイッチ。だが、セットプレーに人数をかけるなど4点目を目指し続けた日体大柏が全国へのゴールをもぎ取った。

 13分、交代出場のDF山本悠真(2年)が右サイドからロングスロー。ニアで長崎がそらしたボールを交代出場MF関戸秀斗(2年)が連続でシュートを放つ。これはいずれも流経大柏DFがブロックしたが、こぼれ球にフリーで反応した長崎が左足一閃。これがゴールネットを揺らすと、勝利を確信した選手たちは応援席のチームメートたちの下へ駆け寄り、喜びを大爆発させた。

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