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サラ墜落死で急展開…現地警察、“故殺”容疑で64歳男を逮捕

ゲキサカ / 2019年6月20日 6時46分

カーディフ移籍が決まっていたFWエミリアーノ・サラ

 今年1月、ナントからカーディフへの移籍手続き中だったアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラが航空機の墜落事故で死亡した件で、現地警察は19日、ノースヨークシャー州出身の64歳の男を不法行為による故殺(計画性のない殺人)の疑いで逮捕したようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。

 事故の発生は今年1月21日夜。サラがナントからカーディフに向かっている最中、乗っていた小型飛行機がイギリス海峡付近で墜落した。サラの遺体は2月3日、海底に沈んでいた機内で発見されたが、パイロットのデビッド・イボットソン氏はまだ見つかっていない。

 現地警察の捜査チームは19日、報道陣の取材に応えて「広範な調査を実施し、民間航空局を含むパートナー機関との連携を続けている」と説明。その中で「犯罪の疑いがあるかを検討する必要があるが、64歳の男を故殺(過失致死)の疑いで逮捕した」と発表したようだ。

 一方で、男がどのようにサラの死に関わったかどうかは「関係する家族に苦痛を与え、調査を妨げる可能性がある」として、推測報道を避けるよう要望した様子。この問題ではすでに、パイロットが商用免許を持っていなかった可能性が指摘されている。
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