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矢板中央の新たな“闘将”CB長江が声でチーム鼓舞し、得意のヘッドで勝利に導く

ゲキサカ / 2019年6月21日 12時6分

矢板中央高を声とプレーで引っ張ったCB長江皓亮主将(3年)

[6.20 インターハイ栃木県予選決勝 矢板中央高 3-0 真岡高 栃木県グリーンスタジアム]

 準決勝から復帰したCB長江皓亮主将(3年)が矢板中央高を声で引っ張った。セットプレーでは大声でチーム全体を集中させ、後半の苦しい時間帯でも仲間たちを鼓舞。“闘将”と呼ばれたCB白井陽貴前主将(日本高校選抜、現法政大)のように、最終ラインの中央からチームにエネルギーを送り続けた。

「去年の白井陽貴がいっぱい声を出していたので、自分も出そうと頑張っています。まだまだですね」。及第点にはまだ届いていないようだが、180cmの長身CBは前半2分に先制ヘッドを決めるなど攻守に渡って高さを発揮し、プレーでも勝利に貢献した。

 プリンスリーグ関東の川崎F U-18戦(5月)で足首を負傷。インターハイ予選序盤戦を欠場した。それでも準決勝・國學院栃木高戦で同点とされた後半6分に復帰。CKからヘディングシュートを決め、「そこから勢いに乗って、コンディションが戻ってきました」と笑う。

 チームは今大会、無失点優勝と警告・退場ゼロを目標に掲げていた。警告・退場ゼロは達成したものの、チームは大会を通じて2失点。復帰後、無失点で終えて「ゼロに抑えられたので良かったです」と語った長江だが、どんな状況・相手でも得点を奪われないことにこだわっていく。

 得意のヘッドは、チームの守りを強固なものにする一方、貴重な得点源でもある。インターハイへ向けて、長江は「DFだけどセットプレーでどんどん点を決めて、守備はゼロで抑えて優勝目指して頑張りたいです」。先輩・白井のように高校選抜入りすることも大きな目標。矢板中央の“新たな闘将”は、そのためにも全国で結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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