不運な判定も…自身に変化求める中島翔哉「もっとうまく、速く、強く」
ゲキサカ / 2019年6月21日 18時29分
[6.20 コパ・アメリカGL第2節 日本2-2ウルグアイ ポルトアレグレ]
試合を重ねるごとにマークが厳しくなっている。17日のチリ戦(●0-4)に続いて4-2-3-1の左サイドハーフで先発した日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は2人がかり、3人がかりのマークに苦しみ、攻撃が単発になってしまうシーンが続出した。
試合後は「相手も強かったし、チームとしてはすごく頑張って引き分けまで持ち込んだ。それに関しては前回からの進歩だと思う」と総括しながら、「僕的にはどの試合ももっとできると思うことが多いので、次にベストを出せるようにしたい」と、不完全燃焼と言える表情を見せた。
不運な場面があった。1-1で折り返した後半3分、左サイドからウルグアイDF2人と対峙しながらPA内に進入。鮮やかなマルセイユルーレットで2人の間を切り裂いたが、DFジョバンニ・ゴンサレスと交錯し、転倒した。スタジアムはどよめいたが、笛は鳴らない。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入もなく、座ったまま両手を上げてファウルを訴えた中島のアピールはそのまま流された。
前半31分にVARの助言によってFWエジソン・カバーニに対するDF植田直通のファウルを取り、ウルグアイにPKが与えられたのとは対照的だった。日本は完全にアウェー感に包囲されていた。
もっともその後の後半14分には左サイドをオーバーラップしてきたDF杉岡大暉にシンプルにパスを出し、MF三好康児の2点目につながる得点機を演出。連係プレーで向上を見せているのもまた事実だ。しかし、全体の印象としては個人の仕掛けの部分でつぶされる回数が多く、ボールを持ちすぎている感もあった。
ウルグアイ戦前日、中島は「まずは楽しんで、自分のスタイルをどんどん変化させるところと貫くところを両方やりながら。それも楽しみの一つです」と話していた。ウルグアイ戦後は「強引に、素早く行くことはやっていきたいと思っていたし、もっともっとうまく、速く、強くというのはやっていきたい」と語った。今は自身に変化を求めようとし始めた時期なのかもしれない。
次は中3日でエクアドル戦。「チームとして成長していかなければいけない」と話す背番号10のプレーに注目だ。
(取材・文 矢内由美子)
●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
★コパ・アメリカが観られるのはDAZNだけ!全試合を独占ライブ配信
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【採点&寸評】鹿島、負けなかったが勝てなかった…広島とドローで首位と9差 徳田誉、ターレスは光明
スポーツ報知 / 2024年9月15日 14時5分
-
「PKで試合が決まってしまった」 コロンビアとの上位対決落としたアルゼンチン、指揮官はVAR判定に憤り「改善すべきだと思う」
超ワールドサッカー / 2024年9月11日 16時30分
-
アルゼンチン&ブラジルが揃って敗れる…コロンビアはコパ決勝のリベンジ達成で2位浮上【2026年W杯南米予選】
超ワールドサッカー / 2024年9月11日 12時20分
-
12発連勝”攻撃的3バック”にも改善点見つめる三笘薫「今日の相手だからできたところもある」
ゲキサカ / 2024年9月11日 6時42分
-
熱い残留争い大一番は湘南に軍配!後半42分に福田翔生“ゴラッソ”決勝弾!!鳥栖は残留圏と8差に…
ゲキサカ / 2024年8月31日 21時13分
ランキング
-
1大谷翔平が自身に並ぶ49盗塁 ロバーツ監督まさかの辛口評価「いい送球ならアウト」
Full-Count / 2024年9月19日 11時17分
-
2大谷翔平「50-50」、韓国リーグ「40-40」どちらが先か? 大記録達成「可否」に韓国メディア熱視線
J-CASTニュース / 2024年9月19日 12時14分
-
3大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 11時23分
-
4大谷も遥か及ばぬ…ジャッジとの衝撃の差「信じられない」 82年ぶり記録に米ファン驚愕
Full-Count / 2024年9月19日 14時1分
-
5ドジャース山本由伸を丸裸! 戦線復帰後の成功を後押しする「思考」と「メンタリティー」の深淵
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 11時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください