帰国後は“世界”で輝いたポジションに…東京V藤本寛也「質や回数が上だった」
ゲキサカ / 2019年6月23日 6時30分
[6.22 J2第19節 東京V0-0大宮 味スタ]
U-20ワールドカップの戦いを終え、東京ヴェルディに戻ったMF藤本寛也に待っていたのはボランチのポジションだった。3-4-2-1にシステムを変更するタイミングに、MF渡辺皓太がコパ・アメリカに帯同中。今季はサイドなど攻撃的な位置が多かったが、前節の甲府戦からU-20日本代表の定位置だったボランチの一角に入り、試合を組み立てている。
大宮戦の前半は東京Vがハイプレス、カウンター、クロスから決定機を作ったが、流れを失った後半は攻め込まれた。「もう1つ2つ、攻撃のアイディアが必要。バイタルに侵入する回数を増やしていければよかった」。代表の4-4-2とはフォーメーションが違うため「やり方が違うのでまだ難しい」と、戦術を落とし込んでいる段階だ。
U-20W杯では第2戦メキシコ戦で異彩を放った。確かな戦術眼で試合をコントロールし、司令塔として特大のポテンシャルを発揮。「驚きだったり、自信だったり、いろんな感情に変化していった試合だった」。試合を掌握して周りの選手を動かし、16強進出に導いた。しかし、ラウンド16で韓国に敗れ、志半ばで大会を去る結果となった。
「ボールを奪ったり、相手をひとつ剥がしたり、シュートを打つ回数とか、海外の代表選手は基本的なことの質や回数が上だった。中盤からでも仕掛けてくるし、がむしゃらにギラギラとしている選手が多かった。それが世界に一歩出るために必要なことなのかなと感じました」
世界で体感した手応えと差、その両方を持って、新たな挑戦がスタートした。「練習からそういうところを出して、試合で常に結果を出し続けるしかない」と力を込めた。
(取材・文 佐藤亜希子)
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