「後半は“ロストゴール祭り”」ブラジルメディアが日本を分析
ゲキサカ / 2019年6月26日 11時27分
[6.24 コパ・アメリカGL第3節 日本1-1エクアドル ベロオリゾンテ]
日本代表はコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3節でエクアドル代表と1-1で引き分け、グループリーグ敗退が決まった。ブラジル『グローボエスポルテ』は「日本は地上戦ではエクアドルよりも優れたチームだった。空中戦で劣勢を強いられた」と分析した。
3位通過できる上位2チーム入りを目指した日本は引き分けでC組3位となったが、2分1敗の勝ち点2、得失点差-4。A組3位のペルー(勝ち点4)、B組3位のパラグアイ(勝ち点2/得失点差-1)には得失点差で及ばなかった。「多くのチャンスがあったミネイロンの一戦は実に見応えのあるゲームだったが、パラグアイが生き残り、ポルト・アレグレで木曜にセレソンと対戦する結果となった」と同メディア。
前半15分にMF中島翔哉が先制点を奪った日本の前半について、『グローボエスポルテ』は「日本は地上戦ではエクアドルよりもずっと優れたチームだった。スピードと技術があるクボ、ミヨシ、ナカジマがチャンスを作り、中島は15分にゴールを陥れた」と伝えた。1-1と追いつかれた後、日本は劣勢の時間帯も粘り強く戦ったが、終盤は再三のチャンスを生かせなかった。
途中出場のFW上田綺世(法政大)、FW前田大然(松本)が決定機を迎え、後半アディショナルタイム4分にはMF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)が幻の決勝ゴール。MF中島翔哉のシュートがDFに当たったこぼれ球を久保が右足で押し込み、ネットを揺らしたものの、中島がシュートを打った瞬間の久保の位置がオフサイドポジションだったとして得点は認められなかった。同メディアはこうした場面を挙げ、「後半はロストゴール祭りだった」と表現している。
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