U-18代表候補が34名での“サバイバル合宿”。「目の前の選手に勝つ」こと目指した巴戦で染野や武田がゴール
ゲキサカ / 2019年7月9日 21時36分
3本目はCチーム(ビブス有り)とAチーム(ビブス無し)との戦い。Aチームは抜群の突破力を見せる高田のラストパスからFW晴山岬(帝京長岡高)や染野が抜け出してチャンスを作る。連戦となったCチームはCB木村誠二(FC東京U-18)らの身体を張った守りやGK小畑裕馬(仙台ユース)のファインセーブで凌ぎ、逆にチャンスを作っていたも。だが、相手GK相澤のビッグセーブに阻まれるなど得点することができず。そして17分、Aチームはこの日ドリブルが止まらなかった高田が、左サイドから斜めにエンドライン際まで切れ込んでクロス。これを逆サイドから走り込んだMF武田英寿(青森山田高、浦和内定)が左足ダイレクトで合わせてAチームが勝利した。
試合後、U-18日本代表の冨樫剛一コーチは「思っている以上にみんなが勝つために何かをしていた。それはゴールを取りに行く、ゴールを守るというところだし、1対1のところで逃げないで競りに行く、奪いに行く、抜きに行くというところがあるから、オーバーラップで上手く2対1を使えたりとか、凄く何個も何個も出ていました。何もチームを作っていない中で良くやってくれた」とコメント。そして彼らが「対面の選手に勝ちたい」と本能むき出しにして戦い、競争する姿を喜び、感謝していた。
世代トップ選手同士の戦いでできた選手、できなかった選手様々。それぞれがこの経験をチームに戻ってからどう繋げるかが大事になってくる。今回の合宿はいわきFCとの練習試合を残すのみ。それぞれ45分ずつのプレーとなる中、「大人相手にどのくらいできるか」(冨樫コーチ)をチェックされることになる。
今回の合宿に参加できなかった選手も合わせた選考から、8月のSBSカップ(静岡)メンバーが決まる模様。生き残りを懸けた45分間で彼らがどのような力を見せるのか、注目だ。
(取材・文 吉田太郎)
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