1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

31歳差カズも賞賛…“内定先”苦しめた仙台大FW松尾佑介「本当に勝ちたかった」

ゲキサカ / 2019年7月11日 6時13分

「最後はプロの意地を感じた」。

 そのように試合を総括した松尾は「カウンターで持っていくところはできたが、ネットを揺らすところだけが足りなかった」と敗因を指摘。「前半は思い通りに戦って、流れもうちにあったが、そこで少なくとも1点を取りたかった」と因縁試合の惜敗を素直に悔やむしかなかった。

 試合後、仙台大の吉井秀邦監督は横浜FCでの経験に触れて「ほかの選手と落ち着きが全然違ったし、別格になった。そういう意味では成長させていただいた」と感謝。松尾自身も「守備のところ、運動量や強度のところをすごく意識してやらせてもらっている。この1〜2週間でもかなり成長した」と手ごたえを口にする。

 しかし、この試合を経てさらに突きつけられたのは「入るか入らないかで、チームが勝つか勝たないかが決まる」という現実だ。「トップの選手は決め切るか、決め切れないかでキャリアが決まる」。そんな教訓を述べた21歳は「フィニッシュのところは決め切れていないので、落ち着きとか、決めてこその成功体験を増やしていければ」と先を見据えた。

 ちなみにこの日、同じ時間帯に行われた試合では法政大が東京ヴェルディを2-0で撃破。そこで先制点を“決め切った”FW松澤彰は浦和ユースの同期だった。「立正大の中塩(大貴=甲府内定)がプロに決まったし、一緒にやっていた奴らが他のところでも頑張っているのは刺激を受けるし、自分ももっと頑張らないといけないと思う」。正式なプロ入りまで残り半年余り。横浜FC期待の大学生は友の活躍からも刺激を受け、さらなる成長を遂げていく。

(取材・文 竹内達也)●第99回天皇杯特設ページ
●[天皇杯]2回戦2日目 スコア速報
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●第93回関東大学L特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください