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東京五輪候補トライアングルがブラジルを翻ろう!決勝の圧勝劇呼び込んだ三笘薫の突破力

ゲキサカ / 2019年7月16日 2時2分

 三笘はさらに上田、旗手のゴールをアシストし、4得点中3得点をお膳立て。自身でも「ドリブル、スルーパス、アウトサイドからのパスと、自分の特長を出すことはできた」と振り返るように、“三笘らしさ”を存分に披露してブラジルを下した。無得点に終わったものの、この試合のキーマンが三笘であることに、疑いの余地はないだろう。

 だが、試合後には「最後のところで決めきれなかった。得点にはこだわっていかないと」と、反省も口についた。東京オリンピック代表の候補メンバーとしてたびたび世代別代表に招集されているが、目の覚めるようなプレーを見せる一方、体調不良や怪我などで十分な活躍を見せられないことも多い。特に大会中に高熱を発した昨年のアジア大会後には「大事なときにコンディションを崩す選手だと思われた。監督の信頼を失ったと思う」と危機感を顕わにしている。今もなお、その危機感が三笘を駆り立てる。

「五輪の候補としてはまだまだ下のほうだと思っている。ここからプロになって、どれくらいできるかはわからないが、もっと成長して大きな選手にならなければ、オリンピックに関わっていくのは難しい」

 王国・ブラジルを翻弄した稀代のドリブラーは、優勝の喜びを噛み締めつつも、次なるステージに視線を向けている。

(取材・文 飯嶋玲子)

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