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賞金総額1500万円はクラブへ…モバイル「eJリーグ」が創るサポーターとクラブの新たな関係

ゲキサカ / 2019年7月15日 21時55分

「今日のYouTubeの配信とか見てもらったら、携帯で手軽にできるこのゲームをやろうと思う人が出てくると思いますし、FC東京を代表してやったのでJリーグのチームにも愛着が湧くと思うんですよね。本当にJリーグにしてもコナミにしても良い大会だったと思いますし、僕らも楽しかった」

 3選手ともに大会経験はないという。源は「オンラインもなくて本当にこれが初めてです」と明かし、従来の大会とモバイル「eJリーグ」との違いを説いた。

「プロゲーマーの大会は自分たちとは離れた世界のように感じるじゃないですか。でもこの大会って自分たちも出られるかもしれないって思えるんで、やっぱりハードルが低いというか、見ていて楽しめるじゃないですか。しかも何が起こるかわからないし、愛するクラブを応援できるっていうのがすごく良い企画だなと思いました」

 佐渡はPlayStation4ではなくスマートフォンの大会だったから出場を決意した。「プロでよくやっているのはPS4の大会が多くて、モバイル版ならやってみようかなと感じで出て。ほかの人の試合を観ていると自分もやりたくなってきて、ウイイレがもっと楽しくなりました」。

 生粋のFC東京ファンだという3人。クラブへの賞金も「今すぐにはわからないけど、ちょっとでもクラブに貢献できるっていうのは本当にサポーターの一人としては嬉しいことだなって思います」と理解を示す。欲しい気持ちはなかったか尋ねると、「みんなありますよ(笑)。ちょっとは思っていますけど…でもそれ以上に楽しめたので良かったんです」と素直に胸中を明かした。
準優勝のFC東京は200万円を獲得
 大会後の囲み取材で、村井満チェアマンは大会の意義をこう語っている。

「(清水の)賞金500万円っていうのは極めて大きな賞金。エスパルスがその獲得資金で育成してデビューする人が出てくれば、eJリーグのプレーヤーがダイレクトにクラブに貢献するということになります。今度はクラブ側がeJリーグのプレーヤーをサポートしたり、支援したり。その相互の関係性が築ければいいなと思います」

 サポーターがクラブとともに戦うだけでなく、クラブのために戦う。モバイル「eJリーグ」はクラブとの新たなつながり方になるかもしれない。

(取材・文 石川祐介)
●eJリーグウイニングイレブン(ウイイレ)2019シーズン特集ページ

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