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兄が1年間の離脱、そこで変わった弟…鳥取U-18を支える坂本ツインズ、意地の最終節へ

ゲキサカ / 2019年7月23日 17時58分

 2人は鳥取市の鳥取SCプエデ出身。幼少期にはガイナーレ鳥取の応援に熱心で「吉野さん(強化育成部長の吉野智行氏)とかを見ていた。JFL優勝の時とかめちゃめちゃうれしかった」(兄・敬)と思い出を振り返る。また実は7歳上の兄・創さんもU-18卒業生。2012年、初めて全国大会に出場した世代の主将であり、2人が「憧れていた」存在だ。

 だからこそ、今大会にかける思いは強い。ここまでの2試合は1得点10失点で2連敗中。しかし、自陣から粘り強くボールをつなぐ姿勢、相手の動きを見ながらパスの出口を探していく姿勢からはチームの日頃の鍛錬が垣間見える。

「キャプテンなので個人個人が思い切って前向きにプレーできるように声かけしていきたい。また自分の人生がかかっているので、自分の特長を出すことを意識している。攻撃では前にパワーを出せる選手になりたいし、守備ではもっと我慢してまとめられる選手になりたい」(兄・敬)。

「あと1試合、しっかり勝つことを目標にしてチーム一丸となって戦いたい。また自分のプレーがこの2試合あまり出せていないので、自分の特長、自分の良さを出していきたい。ここで経験したことは中国地方では経験できないので、どうトレーニングに落とし込んで、どうJユースに落とし込んでいくかが大事になる」(弟・玲)。

 24日に行われる最終節の相手は、ここまで鳥取U-18が敗れてきたチームに1勝1分という戦績を残し、引き分け以上でグループリーグ突破を決められる立場にある大分U-18。クラブの意地を見せるため、そして個人の成長を見せるため、最後まで諦めずに強豪に挑む。

(取材・文 竹内達也)●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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