キム・スンギュ退団の神戸、横浜FMからGK飯倉大樹を獲得「子供がダダをこねているような気持ち」

飯倉大樹が神戸へ

　ヴィッセル神戸は26日、横浜F・マリノスからGK飯倉大樹(33)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は18。神戸は同日、GKキム・スンギュの蔚山現代復帰を発表していた。

　クラブを通じて飯倉は「神戸という地に初めて住むことになり、右も左もわからないのでいろいろと教えていただけると嬉しいです。チームの勝利のために一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　また、古巣を通じて「横浜F・マリノスのことが大好きで、移籍をするか本当に悩みました。F・マリノスを離れることが寂しくて、今は子供がダダをこねているような気持ちです」と吐露。「小学校4年生でマリノスのスクールに入り、5年生からプライマリーで育ち、33歳までF・マリノスと共に歩んでこられたことを誇りに思います。このコメントだけでは自分の想いすべてを伝えることは出来ないけれど、F・マリノスで関わったすべてのカテゴリーのチームメイト・スタッフの皆さん、僕を支えてくれた家族、そしてファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています。またみんなの前でプレーできるのを楽しみにしています」と別れを告げた。

　横浜FMアカデミー育ちの飯倉は2017年、18年と2年連続でJ1リーグ全34試合に出場していたが、今季はここまで5試合にとどまっていた。

●GK飯倉大樹
(いいくら ひろき)
■背番号
18
■生年月日
1986年6月1日(33歳)
■身長/体重
181cm/75kg
■出身地
青森県
■経歴
横浜FMプライマリー追浜-横浜FMジュニアユース追浜-横浜FMユース-横浜FM-熊本-横浜FM
■通算出場歴
J1リーグ:225試合
リーグカップ:36試合
天皇杯:25試合
JFL:26試合
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