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判断で勝負の高知、埼玉王者を4-0で破ってベスト16進出!

ゲキサカ / 2019年7月27日 18時35分

 終盤、前がかりになった相手の背後を突く高知が追加点を奪う。34分、吉尾のスルーパスで抜け出したFW楠瀬海(2年)がGKとの1対1を制して3-0。アディショナルタイムにも吉尾の右CKをファーサイドのCB林が豪快ヘッドで決め、インターハイでの同校史上最高タイとなるベスト16進出を決めた。

 高知の高橋監督は「状況に耳を澄ませ」と選手たちに言葉がけしているという。「原理原則に従った形で、状況に応じて判断していく。状況が教えてくれるから、ということで状況の言いなりになってサッカーをしてやれば基本的には間違いがないよと」(高橋監督)。選手たちは判断を基準としたボールの動かしと、相手の攻撃の芽を摘むプレッシングを最後までやり通して勝利した。

 選手たちにとっても自信となる勝利だ。吉尾は「自分たちのプレーを埼玉のトップの相手に見せられている」と会心の表情。そして、先制点の松岡は「判断は僕たちのストロングポイントというか、関東のチームにはフィジカルとか勝てない部分がある。判断はずっとやってきたことだったので上手くやれてよかった」と語り、「ずっと高知県代表は全国で勝てていなかったので、ここで自分たちがまた歴史を塗り替えたい」と8強入りへ意気込んだ。

 試合後は瞬く間に会場近くの施設へ移動し、各選手が全身をクールダウン。この勝利で満足せず、3回戦でも判断を基準とするサッカースタイルで白星を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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