[MOM2948]桐光学園MF所新太郎(3年)_インハイ決勝後に悔し涙のアタッカー、鮮烈弾などで猛アピール
ゲキサカ / 2019年8月5日 8時52分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.4 福島復旧・復興ユース大会 桐光学園高 3-0 尚志高 西部サッカー場]
インターハイ決勝後、悔し涙を流していたドリブラーが抜群の存在感を放った。桐光学園高MF所新太郎(3年)は前半10分、右中間で相手DFの股間を通すドリブルで前に出ると、さらにタックルをかわして中央へ潜り込む。そのまま振り切った左足のシュートがゴール左隅に突き刺さった。
ファインショットでスコアを動かした所はその後も止まらない。インターハイ4強・尚志高相手に余裕のあるボールキープ。間合いとテクニックでDFをかわし、スペースへの抜け出しで決定機に絡んだ。
「インターハイで悔しい思いをした分、ぶつけてやろうと思っていました。前半の早い段階で点が獲れて、守備も後半の最後までやりきったので良かったと思います」と所。全国大会での悔しさをぶつけるプレーでチームを勝利に導いた。
所は優勝したインターハイで先発も2試合経験。準々決勝以降は攻撃の切り札として交代出場した。だが、思うようなプレーができず、歓喜の決勝後に悔し涙。鈴木勝大監督からメンタル面の強さを求められた。
指揮官は所について「レギュラーを取り切らないといけないポテンシャルを持っている。安定感を保つメンタルが必要」と分析する。前日のトレーニングでのパフォーマンスが悪く、この日の第1試合はベンチスタート。シュートを打てずに終わったが、それでも発奮して臨んだ第2試合では印象的な活躍を見せた。
先発獲りを果たすために、現状から変わらなければならない。技術面では全国大会で活躍したMF佐々木ムライヨセフ(3年)やFW神田洸樹(3年)にも引けを取らないだけに、地常に力を発揮することができるか。「明日も試合に絡めるチャンスがあったら得点とかゴールに絡んで、しっかりと監督にアピールしたい。(主力が休んでいる間に)差を縮めたい」というアタッカーが今後も結果を残し続けて先発の座を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)
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