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沖縄インターハイで輝きを放ったのは?”ユース教授”安藤隆人氏が選ぶ「ベスト11傑」

ゲキサカ / 2019年8月6日 21時41分

安藤氏が選ぶインターハイ「ベスト11」に名を連ねたFW西川潤(桐光学園高、中央)とMF高木俊希(富山一高、左)

 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は8月1日に決勝戦を行い、桐光学園高(神奈川)が初優勝を飾りました。参加52校が熱戦を繰り広げたインターハイ。“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人氏に同大会で印象的なプレーを見せた11人を紹介してもらいます。

安藤隆人氏:「まさに刺すような日差しというべきか、強烈な炎天下の中で行われた沖縄インターハイ。過酷な1週間を勝ち残った桐光学園と富山一とで争われた決勝戦は、後半ラストプレーで決着がつくという劇的な展開となった。王者となった桐光学園の栄誉を称えつつ、ここではこの大会、筆者が見たベスト11を選出してみた。この選出基準はあくまで筆者が今大会で実際に見たチームの中からのみにさせていただきました」

◉フォーメーションは4-2-3-1
      大谷
西川    永松    高木
    古宿  渡邉
佐々木 金沢  奈良坂 藤吉
      平山

GK平山颯太(北越高、2年)
「大会直前のプリンスリーグ北信越の新潟明訓戦でずば抜けた活躍を見せ、そこから自信を持って今大会に臨むことが出来た。シュートストップはもちろん、DFラインの裏のスペースを埋める能力にも磨きがかかり、タイミングよくペナルティーエリアを飛び出してはクリアや攻撃のスイッチを入れるパスを繰り出すなど、ベスト8進出への立役者となった」

DF佐々木ムライヨセフ(桐光学園高、3年)
「左サイドバック、左ウィングバックという新天地でさらなる輝きを放った。前に仕掛けるスピードとタイミングをより頭を使って図るようになり、プレーにメリハリが出来た。守備面はまだまだ課題はあるが、もともとフィジカルにも優れた選手で、対人を得意とする部分は今大会で披露できただけに、さらなる進化が期待される」

DF金沢一矢(京都橘高、2年)
「ステップワークがうまく、ドリブルで仕掛けてくる相手、パスで崩してくる相手に対しても的確なポジショニングと重心移動で対応することができるCB。両足から繰り出される正確なフィードも魅力で、ボールを奪った状況から適した足と適したキックで前線につなげることができる。うまさが光る2年生CBだ」

DF奈良坂巧(桐光学園高、2年)
「昨年はボランチだったが、『CBや後ろの方が楽しい』と語るように、今年は4バックのCBや3バックの左を任され、最終ラインのキーマンとして今大会は安定したプレーを見せた。ヘディングの強さと対人の強さは相当な武器で、気迫満点で襲いかかる守備はまさに脅威。苦しい時間帯にこそ力を発揮できるファイターだ」

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