[福島復旧・復興祈念ユース大会]がむしゃらにスプリント繰り返す「怖い選手」米子北の2年生FW中田
ゲキサカ / 2019年8月7日 18時38分
[8.5 福島復旧・復興ユース大会 尚志高 2-1 米子北高 西部サッカー場]
米子北高の前線はインターハイ優秀選手のFW崎山友太(2年)とチームの柱であるドリブラー・FW原田海(3年)が強力な存在。加えて、この日、2人を上回るほど“怖い”存在になっていたのがFW中田来輝(2年)だった。
中田は最前線でがむしゃらに、繰り返し動き出して相手の嫌なところに入っていくFWだ。城市徳之総監督も「怖い選手。ダイレクトシュートも得意」と評する期待のFWは、出し惜しみすることなくスプリントを繰り返して相手DFの背後へ。そしてシュート、ラストパスへと持ち込んでいた。
ただし、本人は「決めれるところで決めれなかったところが最悪だなという気持ちで、自分が決めていれば勝てたと思います。後半は体力も全然なくて、裏に抜け出すのが自分の武器なんですけれどもそれも全然なくて、チームに何も貢献することができなかった印象です」と全く納得をしていなかった。
後半15分の同点ゴールは中田のシュートのこぼれ球をFW岡田后央(3年)が決めたものだったが、中田は自分が仕留められなかったことを反省。決定力を向上させることはもちろん、相手が疲れている時に継続してスピードで勝負するなど、より相手の嫌がるプレーをしていくことを誓っていた。
憧れの存在は尚志高のU-18日本代表FW染野唯月(3年、鹿島内定)。染野はこの日不在だったため、直接対決をすることはできなかったが、「足元もスピードもあって、裏の抜け出しとか上手い」と目標にしている。そのストライカーに一歩でも近づきたい考えだ。
「選手権は優勝という目標で、もし自分が出たら得点王を狙っていきたい」という2年生FWが、相手が嫌がるくらいの質、量を持って動き回り、チャンスの数とゴール数を増やす。
(取材・文 吉田太郎)
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