[福島復旧・復興祈念ユース大会]京都橘の“守備職人”志知、中盤でもっと「支配」「負けない」力を
ゲキサカ / 2019年8月7日 19時29分
[8.5 福島復旧・復興ユース大会 京都橘高 4-1 帝京安積高 熱海サッカー場]
インターハイベスト4・京都橘高の“守備職人”MF志知遼大(3年)はこの夏を経て、さらに武器を高める。
志知は身長160cm台と小柄なボランチ。その特長は、中盤でセカンドボールを拾って繋ぐ部分や、球際での“泥臭い”攻防だ。この日も1タッチでボールをさばき、守備面では味方と連携して相手をサイドへ追い込み、セカンドボールを拾おうとしていた。
直前に行われた仙台育英高戦でフル出場していたMFは、帝京安積高戦も最後までピッチに。試合後に福島から福井まで移動しなければならなかったために連戦のハードスケジュールとなったが、実力派ボランチは「ここでシンドい思いをしないと全国制覇できないと思う」と前向きに捉えて中盤で好守、質の高いプレーを続けていた。
目立たない存在だが、インターハイでまた評価を高めた一人。中盤のバランスを保ちながら攻撃に加わり、持ち味の守備面では相手の決定機になりそうなシーンを難なく阻止していく。その大会で志知が感じたのは「まだまだ中盤の攻防で負けることがあったので、中盤でボクが支配して負けない力をつけていくことが大事だなと思っています」ということだ。
「特に準決勝(0-1で敗れた桐光学園高戦)はセカンドボールの握り合いだった中でセカンドボールを拾いきれなかった。セカンドボールを拾えば自分たちのゲームになっていたと思いますし、ボクが拾えれば良かったけれども、まだ足りない力だと思いました」。準決勝は中盤の攻防戦で相手を苦しめていた印象だが、自己採点は厳しい。
「選手権では絶対に日本一に」と勝利を求める“守備職人”。現状に満足せず、どの相手でも中盤勝負で勝つボランチになって、半年後に目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)
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