[福島復旧・復興祈念ユース大会]帝京安積は“仮想・尚志”相手に手応えと課題も
ゲキサカ / 2019年8月7日 21時13分
[8.5 福島復旧・復興ユース大会 京都橘高 4-1 帝京安積高 熱海サッカー場]
“仮想・尚志”相手に手応えと課題を感じる試合だった。福島上位の帝京安積高はインターハイベスト4の京都橘高と対戦。試合は4失点で敗れたが、後方から丁寧にパスを繋いで攻撃を組み立てる部分や崩しからの得点など、前向きな試合だった。
午前中に2連戦だった京都橘の運動量が少なかったとは言え、ポゼッションする時間が長い展開に。0-2の後半6分には、MF植村翔流(3年)のスルーパスから3人目の動きで右中間へ抜け出したMF穂積竣佑(3年)が中央へ折り返す。最後はFW廣野諒(3年)がゴールへねじ込み、1点をもぎ取った。
怪我などで主力数人が不在だったこともあり、組み立てから先の部分で課題を残したのは確か。小田晃監督もその点を指摘していた。また、わずかな隙を突いてくる相手の前に4失点。それでも、MF残間大翔主将(3年)は「結果はボロ負けだったんですけれどもボールを動かす時間もありましたし、そこの精度を上げることにチャレンジしたい」。次に繋がる試合でもあった。
残間は京都橘との一戦について「“仮想・尚志”ということで戦った」と説明する。京都橘同様、同じ福島県内の強豪・尚志もインターハイベスト4。選手権予選で5連覇中の尚志を破らなければ全国出場を果たすことはできないと考えている。
必要性を感じたのは組み立て、崩しの精度、そして守備の粘り強さや走力。中盤のキーマンでもある残間は、「自分がいっぱい走ったり、運動量を上げて攻守に関わっていくことでチームも良くなっていくと思うので意識していきたい」と誓っていた。貴重な経験を力に、帝京安積は王者に勝つ術を磨く。
(取材・文 吉田太郎)
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