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ブンデスで大スキャンダル!? HSV酒井高徳の同僚MFの正体は…

ゲキサカ / 2019年8月8日 20時10分

経歴詐称の疑いがあるMFベイカリー・ジャッタ(右)

 DF酒井高徳とFW伊藤達哉の所属するハンブルガーSV(HSV)にスキャンダルが発覚した。ドイツ『スポーツ・ビルト』が報じている。

 同紙によると、HSVに在籍するMFベイカリー・ジャッタが2015年にドイツに入国する際、自身の名前と生年月日を偽装した疑いがあるという。

 ガンビア人で現在21歳のジャッタは、2016年に18歳でHSVに加入した。昨季はブンデスリーガ2部で25試合に出場し、4得点を記録。今季は同リーグで開幕から2試合連続でスタメン出場している。

 同紙はジャッタの身元について、過去数週間にわたって調査を行っていた。そして、実際の名前は『ベイカリー・ジャッタ』ではなく『バカリー・ダッファー』、生年月日も1998年6月6日ではなく1995年11月6日だという証拠が大量に見つかったと伝えている。

 ジャッタがガンビアからドイツに移住したのは2015年。同紙が報じた通りの生年月日であれば、居住許可の手続きが難しくなっていたという。未成年の難民である場合の方が入国が容易になるため、名前と生年月日を偽ったと見られている。

 また、サッカーの経歴にも疑わしい点が発見された。ジャッタはHSV加入時に、自国のトップレベルではプレーしたことがないと申告。しかし、ブリカマ・ユナイテッドを含むガンビアの複数クラブに所属し、ナイジェリアとセネガルのクラブにもレンタル経験があった。さらに2014年にはU-20ガンビア代表にも選出。2人の元コーチが証言しているという。

 同紙はクラブとジャッタの代理人に何度か質問状を送ったが、返答を得られなかったため、今回の公開に至ったようだ。
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